足に悪いデザインがトレンド!その時どうする?!その1

皆様、靴を選ぶときの最初の基準はなんですか?

ほとんどの女性は・・・・、

デザインが好き。

これに尽きますよね。

デザインが好みでなければ意識の外にあるものなので、

存在していないとのほぼ同等でしょう・・・。

その「可愛い」を大いに左右するのが、トレンドです。

靴はデザインする面積が小さいので、洋服よりはトレンドの移り変わりは遅いです。

でも、その年・その年のトレンドは、やはり有ります。

今年のトレンドは、危険なものが多い。

実は、2016~2017年の夏においてトレンドとなって来ているデザインが・・・・。

とっても足に悪影響をもたらすものが揃い踏みしているんです!!

トレンドの靴を履くなとは言いません。

それを言い出したら、ファッションに興味のなくなった方達だけしか耳を貸さなくなるでしょうから。

でも、危険性を知った上でちょっと選び方に気をつけて、履き方にも気をつけて、足への負担を和らげること。

これには興味のある方はたくさんいると思います。

なので、今回はトレンドのサンダルの危険性と選び方の注意をお届けします。

危険な靴、一つ目はミュール。

去年あたりから、カカトに何も押さえがなくフリーになっている「ミュール」が復活して来ています。

ミュールは、かかとに足を支える為の物が何も付いていないので、「スリッパ」「草履」「下駄」と同じで、

足の筋肉を使わずに足裏を引きずりながら歩く「パタパタ歩き」を自然に足がしてしまう履き物なのです。

浴衣の下駄で歩くとき「カラン・コロン♪」という音がしますよね。

これは、足裏を使わずに靴底を地面と平行に引きずっているからこそ鳴る音です。

ミュールを履くとこの歩き方を誰でも自然にしてしまうのです。

ミュールが足に引き起こす問題点。

下駄や草履は日本古来の履き物なので足に良い、というイメージがあるかもしれません。

でも、実はもう環境が変わってしまっているので日本古来の物がいい、という観点だけでは語れなくなっています。

昔はこんなに舗装された道ばかりではなく、地面の凸凹やぬかるみ、石ころなどが散乱しているのが普通でした。

また、昔の草履はワラジがほとんどで薄く、足裏が地面の凹凸を感じ取り、十分に動いて体のバランスを取っていました。

その為、足裏の筋肉は十分鍛えられたのですが、現代の道は全て硬くて平ら。

ある程度厚みのある履き物でないと、足の保護ができません。

現代の履き物は堅牢な靴底になっており、足は十分すぎるほど守られ、足裏の筋肉が地面の凹凸を感じ取って自ら動くことは

ほとんどありません。

足裏の筋肉が使われないのでどんどん退化をするのです。

カカトのある靴はまだ足裏で地面を蹴ることができるので、保護された上でも足裏の筋肉を使うことができますが、

カカトの無い靴で起きる「パタパタ歩き」「引きずり歩き」では足裏の筋肉は使われずに、足首から上の筋肉を使って歩きます。

足裏の筋肉が退化をすると、何が起こるというと…皆さんがよく知っているものだと外反母趾などです。

全員が外反母趾になるということではなく、内反小趾になる方も、扁平足になったり浮き指になったり・・・。

要するに、正常な状態からどんどん変形を起こして足が曲がって行くということです。

もちろん、ミュールを履いたから必ずなるわけではありません。

その人の環境や生活習慣などによって、なる方もならない方もいます。

でも、「負担」は必ずかかっています。

本来歩くために使われるはずの筋肉が使われず、他の用途に使うはずの筋肉でそれを代用するのですから。

足への負担を、会社で例えてみましょう。

わかりやすく会社で例えてみましょう(笑)。

本来、営業(足裏)の仕事である外回り営業(歩行)」をなぜか経理(足首より上の筋肉)がやっている様な感じです。

営業の人たちは仕事が来ないのでダラダラ、仕事のスキル(筋肉)もどんどん落ちていきます。

経理の人たちは、苦手な仕事にも関わらず本来の経理の仕事をこなしながらそれをやり続けます。

経理の人たちの疲労感、とんでもない感じになっていそうな気がしませんか?

営業の人たち、どんどんダメになっていきそうな気がしませんか?

経理の人が、たまたま営業もできちゃうと会社(身体)全体を見ればなんとなく問題なく回っているように見えるのですが、

経理からは実は悲鳴が上がっているし、営業のスキルはダダ落ちなのです。

とうとう起きた、ミスで会社に大きな損害が・・・・、それが形として見える外反母趾などの症状です。

急に起きるわけはなく、日々に積み重ねで起きるのです。

早めに経理の負担を軽減してあげたいし、営業さんたちにも本来の力を発揮して欲しいですよね。

あなたの身体にも、本来の仕事をさせてあげて欲しいのです。

もしミュールを選ぶ理由がこれなら、履かないでください。

もしミュールを選ぶ時、理由が以下の二つに当てはまるなら、買わないで下さい。

理由1.安いから

こんな言葉を知っていますか?

「それを買う理由が安いからならやめろ。それを買うのを躊躇している理由が値段なら買え。」

安いからと買ったものは余りあなたの役に立たない可能性が高いです。

ミュールは、メーカー側からして見ればとても作るのが簡単です。

がっちりしたブーツを作ることを考えたら、笑っちゃうくらい簡単です。

製造工程も、素材の単価も用尺も、全てが簡単で早く安価に済ませられます。

だから、値段も安くできます。

でもそれは、足の健康との引き換えの割引券だと思ってください。

もし安いからという理由でミュールを選ぶならその覚悟はして欲しいと思います。

 

理由2.履くのが楽だから

二つ目の「楽だから」も同じですね。

靴に手を使わずに履けるものを選び続ける限り、ブカブカの靴を履いているということです。

足の健康はどんどん手放すことになるでしょう。

 

ミュールを履くときは、そのデザインに惚れてしまって、代用品が他には見つからない!

そういう時だけにしてください。

クリックすると商品ページへ。

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↑この様に似たデザインなら、是非かかとにストラップがある方を選んでください。

↓そして、できればまだ足首近くまで足を覆うデザインの方が、まだマシですね。

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↑ヒールが高くても、まだミント色のミュールの方が足を支える面積が大きいです。

マシと言っても紐靴が100点だとするとミュールが10点くらい、甲が深いと15点くらい。

その位の影響力ですが・・・。

これが甲が深いからと言って急に50点とかにはなりません。

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一番良いのは、足の甲の真ん中に幅広のまっすぐなベルトがあり、さらにカカトがきちんとあるデザインですね。

この時に、足の甲の部分に隙間がないこと、さらに足とサンダルの底面がぴったりしていると最高です。

ミュールの見た目効果は?

とはいえ、女性の中には履きたいときはあるでしょう。

そんな方に、ミュールの見え方に付いて少し解説します。

「かかとがない」という事はラフな、無防備な、リラクックスした、少しセクシャルなイメージを与えます。

ミュールというのは元々はヨーロッパの貴族の女性達の室内履き。

プライベートな寝室やパウダールームの様な所で履く物だったのです。

昔の貴婦人の部屋というのは男子禁制。

そこに男性が入るのはかなりの秘め事・・・・。

このミュールというアイテムは、今でいう女性の下着と同じ様な位置付けの、普段はあまり目にしない禁断のアイテム。

なので、この現代においてもやはりミュールというアイテムにはある種の「隙」みたいな香りが残っています。

もしいつも「隙が無い」と言われて、悲しい想いをされている女性がいたら、

次の出会いの場ではミュールを選んでみるのはいかがでしょうか。

逆に隙だらけで、ダメンズによく言い寄られて痛い思いをしている女性がミュールを履くと・・・・。

もしかしたら、ダメンズホイホイになってしまうかも?笑

見た目というのは、かなりコミュニケーションに影響するものですよ。

できれば帰り道ではミュールを脱いで、きちんとカカトのある靴で帰ることをオススメしますが・・・苦笑

 

<足によく無い今年のトレンド靴その2 は次回お届けします!>

 

Written by Kumi Matsumoto

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