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こんにちは。シンデレラシューズはぴったりのハイヒールを求める女性のためのフィッティングサロン。
本日も足と靴に関する情報をお届けしていきます!
ママたちのヒール事情はとっても深刻!
シンデレラシューズには、30代~40代の女性たちが大勢訪れます。
その多くは働くママ達。そんな女性たちが口を揃えて言います。
「子供を産んでから本当に ヒールが履けなくなってしまったんです…。」
出産から数年間は子育てに追われ、「ヒールのある靴なんてとんでもない!」という状況が続くママたち。
子供が保育園に入る時期になると、やっと仕事への復帰の準備を始めます。自分のことを考える時間が少し出てきた頃、気がつくそう。
もう昔のような体力が無いことに…。
当たり前のように履いていたヒールの靴が履けなくなっているのです。
でもヒールの靴は、女性にとっては自分をプロデュースするための大切なアイテム。
仕事をする女性にとってはとても重要です。
そう、女性にとって仕事への復帰は、ヒールへの復帰でもあるのです。
女性はみんな靴で困っている!
過去、経産省が行ったアンケートによると、こんなデータが存在します。
↑これは、女性は納得の数字であり、男性には驚きの数字であるようです。
↑こちらは、もちろん多くの世代が望んでいることですが、特に30~40代になると顕著に見られるようになります。
↑こちらも同じくどの世代にも多く見られる傾向ですが、30〜40代は振れ幅が他の世代用も大きくなります。
そして・・・・・、デザインと履き心地。
両立する方法は、たった一つしかありません。それは・・・。
靴の調整とは?
足の形は千差万別。でも、靴は大量生産の既成品。
このように、足の形は人によって千差万別。下の写真は、同じ23㎝の足を型取りしたものです。
幅や指の太さ等、全く形が違うのがわかるでしょうか。
でも、靴の方は大量生産による工業製品。形の種類はほんの数種類しか有りません。また、縦の長さの「◯◯㎝」以外の表記はされていない靴が殆どです。
これでは、「足に合う靴を探す」ことが、どんなに大変か想像ができるでしょう。
靴の種類が少ないのなら、靴を足に合わせてしまおう。
そう。
靴の調整は「女性の夢」、シンデレラシューズを手に入れるための唯一の方法なのです。
靴の種類を増やすことは、靴業界の量産体制の中では無理があります。
種類を増やせば売れ残りやすくなり、採算が取れなくなってしまうのです。
だったら、靴の内部を様々な補正材でカスタマイズして自分の足に合わせてしまおう!というのが「靴の調整」です。
これなら、気に入っていたあの靴が蘇るのですから、”デザイン”と、”はき心地”の両立が叶います!
今回ご体験いただいた千野さんはどんな人?
千野チカさん
(社)日本パーソナルコーディネーター協会認定インストラクター
(社)日本パーソナルコーディネーター協会認定パーソナルコーディネーター®︎
stylist office Birthスタイリスト認定講座修了。
スタイリングカウンセラー30~40代の働く女性のためのPersonal Style Concierge La CHICCA 代表。
日々女性たちのファッションの悩みを解決するサービスを提供しつつ、パワーブロガーとしても高い認知度を持つ。
また、後進の育成にも力を注ぎ、ブランディングプロデューサーとしても活躍。
一児の母として、仕事とプライベートの忙しい毎日を送る。
靴には並々ならぬこだわり有り!
千野さんに、靴への想いをお聞きしました!
シンデレラシューズ(以下”CS”)「千野さんはかなりの靴好きだとのこと…。何か靴にまつわる思い出はありますか?」
千野さん(以下”千野”)「身長があまり高くないので、昔からヒールが好きでした。あと、ヒールを履いた日って自分が”女”だって感じられる気がします。
一つ思い入れのある出来事があって。出産の前後に体調を崩してしまって長期間ヒールのある靴を履けなかったんです。
やっと体調が戻った時に真っ先に行きたかったのは美容院でした。予約の当日、ヒールを履いたんですが、すごくドキドキしたのを覚えています。”女性”としての自分や、”仕事人”としての自分を取り戻したような…。」
CS「やはり、お仕事への復帰とヒールの存在って、ファッションの専門家から見て関係がありますか?」
千野「大有りだと思います!”見た目”って、皆さんが思っている以上に仕事の成果に影響がありますよ。靴はコーディネートの”肝”です。シンプルでフォルムの綺麗な7㎝ヒールのプレーンパンプス、これが1足あるだけでコーディネート全体の質が上がります。」
CS「確かに、シンプルな物ほど質が大切ですよね。
でも、お仕事復帰のタイミングは出産後になりますね。体力も落ち、ヒールから遠ざかりがちですが、千野さんはいかがでしたか?」
千野「はい。やはり疲れやすくなったので履き替え用の靴持ち歩いたり、色々と苦労はあります。」
CS「そんな方に”調整”はとてもオススメです。好きな靴を自分の足に合わせてしまうので、今まで痛かった靴が蘇り、負担が少なく履けるんです。」
千野「まさに、この講座に興味を持ったのはソコなんです!私のお客様で痛くてパンプスが履けないという方も多く、そんな方達にお勧めできると思ったんです。もちろん私の靴達を何とかしたいのもありますが(笑)」
CS「なるほど!(笑)では、しっかり施術させて頂きますね!」
■shoe fitting STEP1〜足の測定〜 ■
最初はシューフィッティングの基本、足の測定を行なっていきます。
「シンデレラシューズ」では片足40項目以上の計測項目を設けており、足の詳細な特徴が割り出されます。この時点で過去のトラブルや、合わなかった靴の原因がほぼ解明されていきます。
千野さんの足は、形は標準的でしたが幾つか、平均値から外れているポイントがあります。
・カカトの靴ずれ
・いつもカカトがパカパカする
・足裏の指の付根付近の痛み
この様なお悩みがありましたが、前述の「平均値と外れているポイント」が原因で起こるトラブルを洗い出すと完全一位!
原因がわかりました。
■shoe fitting STEP2 〜ぴったり度チェック〜■
足の特徴やトラブルの原因が解ったら、次はお手持ちの靴と足の形があっているか、をチェックしていきます。
こちらも約20項目のチェックポイントがあり、足と靴の「ぴっり度」が割り出されます。
4足お持ちいただいた中で一番「調整」に適している靴を選び出しました。
調整前のはき心地は以下の様なお悩みがあります。
・カカトがカパカパ・靴ずれする
・小指の圧迫が強く、痛くなる
■shoe fitting STEP3 〜靴の調整〜■
調整は、靴の足の隙間を埋めるだけではなく「足の位置」も正しい場所に導きます。
この様にまずは中敷の上から仮止めし、満足いくはき心地にまで微調整を繰り返します。ここまで約二時間半。
最後は中敷の下に隠して固定するので見た目は大きく変わりません。
千野さんの場合、片足9枚の補正剤が入りました。「こんなに沢山入れて、脱げないんですか?!」と驚く千野さん。
脱げるどころか、フィット感は増し、小指の圧迫は完全に消えました。
カカトも抜けません!
もう捨てるか、誰かに譲ろうと思っていた「ルブタン」のパンプスが蘇りました!
<施術後の感想をいただきました>
測定を受けて何が良かったかというと、自分の足への間違った認識を修正できたことです。
私、ずっと幅広甲薄だと思っていたのですが、反対の甲薄幅狭の(D)だったそうです。
そして、靴の調整をして貰って驚いたこと。補正材をきちんとした場所に入れるだけで、指が当たる場所が変わり、革を伸ばさなくても痛みが消えるんです。伸ばしすぎはかえって靴を変形させることになり、足に合わない一因になることもあるそうで、驚きました。
補正材を入れるとそれまで痛くて立つだけで精一杯だった靴で、すいすいと歩くことができました。
さらにもう一つ知ったことがあります。
それは、合わない靴は何をしたって合わないということ。だからそ、どこに注意して靴を選ぶのが大事なんですね。靴を選ぶときのチェックポイントを教えてもらえて、今後の靴選びが楽しみになりました!
私はパーソナルスタイリストとして一般の女性に向けてファッション提案をしています。
ファッションの中で靴はとても重要で、靴1つで、その人の印象が決まると言っても過言ではないと思っています。
だからこそ、そのお客さまの『なりたい自分』のイメージに合わせて靴も見繕うのですが、ご自身のサイズを勘違いしている方が多いことに驚かされています。
合わない靴は本当にストレスです。
でも「合う靴がない」と嘆く前に、まず自分の本当のサイズを知ることから始めることで、合う靴と出会える可能性は高くなります。
また、調整すると、さらにぴったりで負担のかからない靴を手に入れることができます。
もっと足の測定&調整が一般にも広まれば…と強く思いました。
千野さん、ご体験ありがとうございました!
働くママたちが、もっと楽に素敵になれるようにシンデレラシューズも頑張ります!
Written by Kumi Matsumoto
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