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こんにちは。シンデレラシューズはぴったりのハイヒールを求める女性のためのフィッティングサロン。
本日も足と靴に関する情報をお届けしていきます!
自分では気がつけない?!ふにゃふにゃと、伸縮自在の足は様々なトラブルの種!!
ハイヒールの靴はある程度痛くても、しょうがない・・・。
そう思っている女性は少ないくないでしょう。
でも、今までの人生で一度も快適なヒールに出会ったことがない、という方が稀にいます。
快適なハイヒールには、早々出会えないですが過去一度もないというのは、かなりレアケース!
何か、特殊な特徴があることを疑った方がいいでしょう。
この場合、考えられる原因は大きく分けて二つ。
①極端な細幅・太幅である
②ふにゃふにゃと、いくらでも縮んでしまう「こんにゃく足」である
今回は、あまり聞いたことがない方が多いであろう「こんにゃく足」について、
どんな物なのか、なぜほとんどの靴が痛くなってしまうのか、と解説していきましょう。
こんにゃく足ってどんなもの?
この二枚の写真は、同じ人の足を何もせずに撮った写真と、ラップでぎゅうぎゅうに絞った状態の写真です。
ラップを巻いた写真の小指周辺。
だいたい、幅が指2本分ほどが無くなってしまっているのが分かります。
そう、こんにゃく足というのはこの様に、足がどんどん縮んでしまう柔らかい足のことを指します。
実はこれ、様々な靴のトラブルを引き起こすとても厄介な特徴なのです・・・・!
まずは、靴のトラブルってどうして起こるのか考えていきましょう。
まずは、靴擦れなどのトラブルがどうして起こるのか、お話ししていきましょう。
通常、パンプスなどの履き口の浅い靴は足指の付け根あたりの「足囲」という場所で体重を支えています。
(上記のグリーンの部分)
ここで、ぎゅ!っと、靴からの圧力がないと履けないのです。
ここに圧力があって初めて歩くことができます。
ここに圧力があると、↑こんな風に足が正しい位置に留まってくれます。
特にヒールのある靴は、圧力が強めにないとどんどん前に滑っていきます。
前に滑るとどうなるかというと・・・・、
足がこんな位置まで滑っていきます。
すると、指先は靴の先に当たって爪が痛くなるし、
履き口付近は指の付け根よりもずっと高さのある甲の部分が、履き口の狭い場所に突っ込むので食い込んできます。
あとは、歩くたびに靴の中で足がずるずると動くので、親指の付け根の出っ張っている骨(拇指球)が痛くなったり、
前に滑るとかかとにも空洞ができるので、つま先がキツイわりにかかとが脱げて、擦れて水ぶくれ・・・・。
とまぁ、もうトラブルの集中砲火の様な状態になってしまいます。
と言うことは、「足にしっかり圧力をかけて足を留める」のが大切だと分かりますね。
どんなに圧力をかけても効果なし?伸縮自在の「こんにゃく足」って?!
さて、圧力の重要性を理解した所で、こんにゃく足の話に戻りましょう。
こんにゃく足は、ふにゃふにゃとマシュマロの様にとても柔らかい足です。
この足が靴を履いて歩こうとした時、靴が足に圧力をかけようとします。
でも、こんにゃく足は柔らかすぎて足の方が「ふにゃ」っと、縮んでしまうのです。
そして、どんな靴を履いても先ほどの前滑りが起こってしまいます。
すると、トラブルのオンパレード!!
になってしまいます。
恐ろしいですね・・・。
対処法としては、甲まで覆う様なデザインの靴を選ぶことくらいしか現在は方法が見つかっていません。
甲が深いデザインは指の付け根付近ではなく、面積の広い甲部分で体重を支え圧力を受け止めます。
なので、こんにゃく足の方でもまだ圧力かかりやすいのです。
それでも、普通の方よりは前滑りが起こりやすいので紐で締め上げるなどの工夫も必要です。
簡単な「こんにゃく足」診断法。
足が柔らかい方は、体の関節全体が柔らかい傾向にある方が多い様です。
手と足は似た構造でもありますので、まずは手を見てみると大体の傾向がつかめます。
- 手の指の付け根同士がくっついてしまう
- 手のひらが半分に折りたためてしまう
こういう方は、こんにゃく足の傾向があるかもしれません。
※全員ではありません。詳しく知りたい方は測定を受けてくださいね!
何をやっても、合う靴が一足もない!という方は一度詳しく専門家に見てもらうのをお勧めします。
Written by Kumi Matsumoto
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