こんにちは。
ヒール選びのパーソナルトレーナー、松本久美です。
Cinderella Shoes Lab.はぴったりのハイヒールを求める女性のためのフィッティングサロン。
本日も足と靴に関する情報をお届けしていきます!
さて、今回はCinderella Shoes CAMP!にお申し込み頂いたお客様、
お二人目の登場です。
※お一人目のRK様の記事はコチラです。
さて、YK様は一体どんな状況にいらしたのでしょうか。
※動画にまとめたものはコチラ(音が出ます)
YK様 靴の事を知りたくて、販売スタッフに!
YK様は今回私も初めてお会いする方。
もともとメルマガは読んでくださっていた様ですが、実際に施術を行うのは初めてでした。
サロンのドアを開けると、くしゃっとした笑顔が印象的なめちゃくちゃ可愛い女性がいたので、
うわ、かわいーーっ。
って内心思いましたよ 笑
タイトルにもある通り、YK様はレデイースシューズの販売スタッフさん。
そして、彼女もやはり細幅の足の持ち主です。
Cinderella Shoes Lab.を見つけれた経緯をお聞きすると、
足や靴系のサービスを色々と検索していた時に、見つけていただき
メルマガに登録して下さっていたそうです。
(ありがとうございます!)
お話を聞いていくと、とても勉強熱心な方で、
今までも色々調べて来ておられて、それなりに知識もお持ちです。
最初、私は販売スタッフさんとして仕事をするウチに、
いろんな疑問が出てきてフィッティングを調べ出されたのだと思っていました。
でも、実は逆だそうで・・・!
初めて計測サービスを受けてみて、自分の足に合う靴がどうして見つからないのか
その理由がやっとわかり、とっても興味を持ったらしいのです。
そこから靴屋さんで働いてみたら、もっと詳しくなれるかなぁと言う事で、仕事にしてみたとの事。
何という行動力!
これ、結構驚きました!!
でも、販売スタッフさんの方行かれて、ホッとしました 笑
製造の方は、ハッキリ言って誰にでもお勧めできる仕事じゃないので・・・苦笑
靴屋さんで働いてみた、その結果は?
まぁ、ここの読者さんはお気づきかもしれませんが、
靴屋さんで働いたからと言ってフィッティングが学べるわけではありません。
YK様の場合もそうだった様です。
私も少しだけ、販売してた時ありますが
逆にフィッティングは勉強すればするほど、販売に差し支える場合も多いのですよ。
要するに、お客さんがデザインを超気に入っている場合、何も言わなければそのまま売れるんですよね。
でも、「それ、足にあってないですよと」言うと売れなくなるのです。
合わない靴の方が世の中には圧倒的に多いので、お客様があってる靴を選んでる可能性は限りなく低い訳で…。
シューフィッティングは極めれば極めるほど、「靴が売れなくなる」厄介な技術なのです!笑
これは、前にも記事を書いてます。
シューフィッティングと、靴を販売すると言うことの利益相反についてはコチラをどうぞ。
YK様の申し込みの動機は・・・?
Cinderella Shoes CAMP!のメニュー詳細にも書いていますが、
Cinderella Shoes Lab.はセラピストを育成する気はありません。
一般の方が、自分の為に行う事のサポートをやりたいのであって、わたしは指導者にはなるつもりは無いんですよね。
だから、セラピストとしてこの技術は使わない、と言う約束をしてもらいます。
(具体的には契約書を結びます。)
だから、このCinderella Shoes CAMP!で学んだ事を、
YKさんは販売スタッフとしては使えないのです。
初回の時に、それをお伺いしたところ、
「はい。大丈夫です。
やっぱりまずは自分の靴を何とかしたいんです・・・。」
とのお答え。
はい、そうですよね・・・!!
販売員としての仕事の前に、自分の足が絶対先ですよね!
特に販売員さんは、お店の靴を履かなきゃいけないと言うルールのお店もありますしね。
その場合、お店の靴に自分サイズが無いと、かなり地獄を見ることになります。
販売スタッフさんって基本立ち仕事だし、立ったり・しゃがんだり、
バックヤードに走ったり、重い靴の箱を何個も同時に持ってきたり・・・。
スタッフさん自身が、足痛くて死にそうになってる方も多いんですよね。
まぁ、あと大手の靴屋さんにお勤めなので、
フィッティングはすればするほど「靴が売れなくなる」技術ですから、
お店で使うのは、そもそも無理なのだと思いますが。
YK様の靴のお悩みは?
さて、YK様にお話を戻すと、お悩みはかかとにある大きなハグルンダ。
(画像の手前側の足のかかとの、ポコんと飛び出した部分。)
ハグルンダ について詳しい事はコチラの記事に。
正直、モニターを受けるときにかなり悩みました。
ハグルンダはあんまり対処法がないのです。
でも、過去には調整でうまく痛みをとることが出来た方もいらっしゃいます。
また、小指が痛くなることも多いとの事。
やはりお写真を見ると、お話の通り、小指が空中に浮いてしまっているのも分かるでしょうか↑?
トウ形状の相性の悪いものを履いたり、
足囲があっていない靴を履くと前滑りして
指が強い圧迫を受け続け、こんな風に緊張状態が解けない足になってしまうのです。
これが浮き指です。
とりあえず、前半部分で終わってしまう可能性もお伝えしましたが、
それでもやってみたいとの力強いお言葉を頂きましたので、私の方もGOをさせて頂きました!
お受けしたからには全力で、やりますよー!
YKさん用に、ちょっと新しい道具も追加する予定・・・。
(本気なんでっっ↑)
この日は足の計測をさせて頂き、だいたいの特徴を把握しました。
さて、いよいよ次回はアテンドです。
既成靴は合わない、細幅の方ですのでセミオーダーシューズのアテンドになります。
セミオーダーをご検討の方にはとっても良い記事になると思いますよ。
Written by Kumi Matsumoto
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