【こんにゃく足】小指痛い!かかとズルむけ!超難航した調整の全貌。モニターMNさんの場合。

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こんにちは。

ヒール選びのパーソナルトレーナーの、松本久美です。

Cinderella Shoes Lab.はぴったりのハイヒールを求める女性のためのフィッティングサロン。

本日も足と靴に関する情報をお届けしていきます!


今回も前回に続き、こんにゃく足モニターのレポートをお届けしていこうと思います。

目次

こんにゃく足モニターとは?

2021/6月までは当サロンでも、調整・買物同行をお断りしていた位、難解な足の特徴です。

こんにゃく足について、もっと詳しく知りたい方はこちらの動画をどうぞ!

その「こんにゃく足」に対応するべく2020/12〜2021/5に、過去のお客様の中のこんにゃく足に方3名にモニターになって頂き、約半年間の研究を行いました。

その結果、見事対応可能となったその軌跡をお届け致します。

実際の調整工程

こちらはPart2なので、Part1をお読みで無い方はこちらから。

MNさんが来られた日程は以下の合計8回。

  1. 2021/1/9
  2. 2021/2/11
  3. 2021/2/23
  4. 2021/4/24
  5. 2021/5/5
  6. 2021/5/15
  7. 2021/5/21
  8. 2021/5/30

お一人目のモニターKIさんに比べると2回多い8回の来店。

結構、お仕事も忙しかったらしく、特に前半は頻度高くご来店はできなかった感じでした。

1/9初来店 かかとズルむけ、指は激痛!

う〜ん、なぜか初来店の記録が残っていなくて、若干うろ覚えですが….。(꒪⌓꒪)

とにかくめちゃくちゃ痛い所だらけだった気がします。

指が折り畳まれる程に縮こまっていて、かかとも見事に両足水膨れ。

初回はとにかく、かかとのトラブルを何とかしようと色々やっていた様な。

それでも、確か外出テスト歩行でOK!まではその日中には辿り着かず。

テスト歩行の5〜10分程度で、すぐに皮がベロンと剥けてしまうんですね。

皮が剥けたり、水ぶくれができると、もう触れただけで痛いので調整の続行が難しくなります。

だって、靴はある程度圧迫のある部分も必要な物。

なのに、触れただけで痛いのですから、圧迫なんて持ってのほか。

だから、剥けてしまうんと治るまでは何も出来なくなってしまうのです…。

調整後のLINE報告「指が丸まってる!!」

初回来店の10日後に頂いた、履き心地のレポート。

▶︎1/19のLINE

先ほど、20分くらい歩いてきました。(階段登り下り5階分含む)

まず、仮止めのテープがいくつか外れてしまい、同じように留め直してみたのですが、多少ずれてしまっていると思います。

そのせいなのか、足入れをして両足の薬指、小指がくの字に曲がっているような感覚と、当たっている感覚が強かったです。(靴を履いた状態で椅子に座ると、この当たりの感じは和らぎます。)

そして両足若干前に行くのか、かかと側が少し抜けそうな頼りない感覚があり、帰宅するまで踵は抜けませんでしたが、少し動くような感覚、右の踵は靴の上辺が踵に刺さるような感覚がありました。

足が当たる(くの字に曲がってる感覚がある)のは薬指だと思います

5ステップで指を入れる履き口のところはお肉がむっちりで、指が引っかかりにくかったです。

また、右足の土踏まず部分が少し痛いというか、違和感を感じました。調整日のテスト歩行の時は感じませんでした

逆に?調整前、このパンプスを履いた時に靴擦れの水膨れができたかかと外側は、全く擦れませんでした。

なるほど。

ココで解る事は、KIさんの時と同じ様に取り付けたパーツが移動してしまっていると言う事。

なので、動いちゃってるので実はもうこのレポートが、あまり意味をなさなくなってきています。

だって、正しい位置に取り付けられていないので 涙

でも、ズレているのは指付近のパーツなので、かかと周辺に施した施術に関しては、痛みがなくなったので少し効果を発揮し始めている様子。

この情報がいただけたので、次回の来店依頼をしました。

2/11来店2回目「とにかく”指”を何とかする」

1回目の調整後に指が「くの字」に曲がっていると言う報告があったので、指を中心に施術を行った日でした。

この指の問題を解決しないと、どうやら「こんにゃく足対応」の特殊施術にも入れないぞ、と言う事が分かってきたのです。

あまり乗り気では無かったと思いますが、……靴底、外させてもらいました。

もう小指だけではなく、中指〜小指くらいまでが靴の中で丸まるくらい指が合っていなかったので、コレ以外選択肢はなく。

 

一応解説しておくと、当サロンでは余りにも指が合わなさすぎる場合、靴底をベリッと剥がして、糊代部分の革を引き出してきます。

すると、靴の内部空間が広がるので指がすごく楽になるのです。

でもコレは靴の劣化スピードを早めてしまう事との引き換えです。

のり代は、接着剤がつきやすい様に表面が削られている事が多く、強度が不足しているのです。

また表面が削られているので水分もよく吸います。

靴の寿命が縮んでしまうのは避けられません。

なので、靴底剥がしはできれば私もやりたく無いけど、やらなきゃいけない時もよくあります。

でも、もちろんこの事はお客様には説明した上で、了承いただいてやっておりますが。

MNさんが動画内でおっしゃている「ダメだった時に売る事は出来ないな」と言うのは、コレの事だったのです。

2/12調整翌日「かかとが痛すぎる!!」

▶︎2/12のLINE

歩き始め直後から、踵のヒリヒリがあり、1時間持ちませんでした

テーピングしていたんですが、ヒリヒリヒリヒリ。

何も貼ってなかったら、前回と同じところが水膨れだったように思います。

前回、右足の靴擦れの方がひどかったので、右足に3枚、左足に2枚テーピングを貼りましたが、左の方が踵は痛かったです。どっちも痛いけど。

あとは、左足のくすり指の当たりが気になりました。

両足共にそこ外ししていただきましたが、右の方がしっかり出していただいていたと思うので、その差でしょうか?

あと、左足の裏?が少し違和感がありました。

指の記述が減ってきているので、少しずつ指の痛みは軽減している模様。

でも、今度は「かかと」がかなりひどい状態。

 

でも、同じ「かかとが痛い」とは言っても、少しずつ痛む場所がずれてきているんですよね。

足は鈍いので「かかとが痛い」と、全部一緒のトラブルだと思いがちなのですが…..。

実は、かかとの靴擦れも「トップライン」「内側」「外側」「真ん中」「下部」など、できる場所によって原因が異なります。

でもコレ、モニターさん側は不安だったのでしょうね。

何やっても効かない?もうダメなのかな?

そんな風に思ってしまいますよね。

でも、痛い場所が変わっているというのは、靴と足の関係性に何かしらの変化があったという事。

また、現在までにやった事で大きな効果ないのであれば、「原因が他にある」という大きな手掛かりを得ているのです。

でもコレ、ちゃんと伝えないとお客さんは不安になるんだな〜と言うのも、今回の私側の学びでした。

MNさんも最後のインタビューで「本当に履ける様になるのか不安だった」と仰っていたし、

実は1人目のKIさんはモニター中に、別の業者さんに調整持っていかれていたりしたんですよね 汗

すみません…。コレからは、ちゃんと説明します….。

(多分、忘れなければ(◞‸◟;))

とりあえず「かかとが剥ける」という情報は取れたので、また次回の来店依頼をしました。

4回目来店4/24 かかとの原因が判明!

実は3回目、2/23にきてくださっていたのですが、大きな進捗が見られず、やはりカカトの皮むけが起こり続けていますした。

私の過去の経験則から分かっている事は全部やって、それでもダメなので原因は他にあるという事。

そして、この4回目の来店でやっと原因が解ったのです。

それは、

MNさんの「かかと」が大き過ぎた!

コレだったのです。

こう書くと、すごい立派なかかとなのかな?と想像されるかもしれませんが、見た目に全くそんな雰囲気はありません。

でも、ココでもこんにゃく足特有の事件が発生していました。

こんにゃく足の縮む場所って、主に足の指周辺で、そこ以外はそんなに縮まないんですね。

で、MNさんが今回お持ちになった靴はA幅というとても細い靴。

その細い足の方に合う様に全体的にバランスがとられていて、かかとも細い。

でもMNさんのかかとは「普通サイズ」だったんです…..!!

縮む前の足と比べると丁度いいかかとなのですが、縮んだ後の足と比べると「大きいカカト」になっちゃう。

コレは盲点でした……!!

他のこんにゃく足の方は、かかともかなり細い方だったので起こらなかったトラブルが、MNさんにだけに起こっていたんですね。

そして、もう1つ見た目では分からないのですが、恐らくかかとの「骨が大きい」。

「かかと」って着地の時の衝撃を吸収する場所なので、脂肪がついていてクッションの役割をしています。

だからかかとの幅を計測しても、脂肪というクッション材込みのサイズなので、指で摘むとプニプニして、サイズなんてどうにでもなりがちです。

でも、MNさんのかかとは割と脂肪が少なめで、すぐに骨があるタイプ。

だからかかとの横幅は全然縮まない方だったのです。

まとめると、こんな感じ。

「こんにゃく足」で強く伸縮がありサイズが大幅に変わる指周辺と、

骨が大きく脂肪が少ない、ほとんどサイズ変化のない「かかと」

この真逆の特徴を1人の人間が併せ持っていたのです。

コレ、私にとってもなかなかの衝撃的な事実でした。

過去数千人見てきてますが、初めての発見。

もちろん過去にもいたのでしょうが、それが原因として出てきて無かったので気がつく事もなかったのでしょうけれど。

で、原因さえわかればなんて事はありません。

かかとの横幅を器具を使って伸ばした所、速攻で足の感覚に変化あり。

あ!かかとが、楽になりました!!

と、MNさん。

そこからは、目に見えてトラブルが減少方向に向いて行きました。

5回目来店5/5 遂に「こんにゃく足」対策スタート!

5月に入り、やっと長時間の履き心地に対する施術が始まってきました。

要するにこんにゃく足にやっと、本格的に着手出来始めたのです。

こんにゃく足じゃない方なら、ココで完了です。

こんにゃく足はココから、長期の履き心地についての微調整を行なっていきます。

 

5/5の事前報告によると、カカトは多分大丈夫そうだろうとの事。

ただ、こんにゃく足対応の特殊施術を行おうとすると、最初に苦戦していた「小指」の痛みが復活してしまうのです…..!!

ココで、前半に書いた「指との格闘」が再スタートします。

一度行った「底はずし」。

コレをもう一度行い更に限界ギリギリまで、のり代を引き出してきます。

室内の試着では、かなり圧迫が軽減され「良さそう!」となるのですが….。

この頃にはもうサロンの周辺で行う短時間のテスト歩行では意味がありません。

トラブルが出るのは数時間後、という状態になって来ているからです。

「今度こそ痛くならないと良いですね。」と2人とも祈る様な気持ちで施術を終えておりました。

6回目5/15「靴に穴が空いちゃった!」

2人の祈りも虚しく…….前回の2回目の底はずしでも、指の痛みが治らなかったMNさん。

もう、本当〜〜〜〜〜〜に足に合っていなかったんですね。汗

あ、でもこの靴は私が選んだのです。

申し訳ないっす><

でも、「絶対避けたかったポイント」はトラブルとして出てこなかったので、最悪の事態は回避できたと思っていますが。

でも言い訳すると(苦笑)、指の痛みの感じ方にはかなり個人差があります。

同じくらいの圧迫でも痛がらない方もいれば、こんなに軽い圧迫で痛いの?!と、驚くほど痛みに敏感な方もいます。

コレは、足の筋膜の癒着度に関わっていると考えていて、足の歪みの強い人ほど、軽い圧迫でも強い痛みを感じやすいです。

MNさんは、ちょっと痛みを強く感じやすい方。

足が凝り固まっているのかもしれません。

 

で、痛いとやっぱりダメなので「まだいけるかな??」と、再度のり代を引き出してみると….、

 

穴が空いちゃった!!(꒪⌓꒪)

 

でも、安心してください。

私、元靴職人の端くれなので、穴が空いても塞いで作り直す事ができます。

直せるからこそ、無茶もできるんですよ。

で、これ以上はもう引き出せない、でもまだ痛い。

後、できる事といえば、「革の伸び」を利用したストレッチ。

のり代を引き出す前にもストレッチはやってますが、引き出したの革の伸縮分がまだ残っているので、そこを伸ばす。

後は、Part1で書きましたが「足の重心の偏り」があるMNさん。

重心バランスによっても指の痛みがでるので、重心補正系のインソールパーツも追加。

幾つかの施術を追加する事によって、ゼロではない物の少しずつ痛みが軽減していきます。

 

そして、こんにゃく足によって前滑りが起こるので、長時間の歩行の際にはかかとの靴ズレも復活してました。

でも、コレ中盤に苦戦していたかかとの靴擦れとは、原因が全く違うので対処法は全く異なります。

同じ「かかとの靴擦れ」でもやる事が全く違うのは調整の難しい所です。

前回はキツすぎるのが原因でしたが、今回は「緩すぎる」事で起こっているので、少し圧迫を強くする様な調整をかけます。

すると、何とかかかとの緩みは収まり、指の方も短時間だと快適な状態に。

でも、問題は1日履けるかどうか。

コレでまた、持ち帰ってテスト歩行に入ってもらいました。

5/15直後の履き心地レポ

▶︎5/15調整当日に履いて帰られた際のLINEメッセージ

今日はありがとうございました。

・きはじめてすぐから左右ともに、親指の圧迫があります。特に左。

・指の先端と爪根元の上側では、後者の方が気になります

両方とも、踵にゆとりが出てきている感じがします。

とくに右側は踵が動く感じ、左はぴっちり、という感じがなくなったという感じ。

・右足は最後に気になっていたかかと右側が擦れている感じがあります

・左足は母指球で踏めるようになりました。

 が、母指球下〜土踏まずにかけて違和感?があり。

親指の圧迫感はこれまでなかったのでパットのせいですか?

ここまで来て、小指側の痛みはほぼ無くなり、今度は親指側に移って来ました。

そろそろ、読んでる人も嫌気がさしてくる頃かな??苦笑

 

体を扱う専門家の間には「痛みは逃げる」という言葉があって、トラブルってどんどん場所が変わるのですよ。

でもそれって良い事なんです。

前にあったトラブルが解消したからこそ、次のトラブルが出てくるんですね。

だから「逃げた痛み」は追わねばなりません。

出てこなくなるまで、です。

コレは根気との勝負です。

 

で、今回の親指の痛みは簡単な事だと予測できたので、MNさんに自分で今あるパーツを少しズラしてもらう事に。

ズラしたら痛みは消えた様で一件落着です。

7回目5/21「ゴールが見え始めた初夏」

5/21の施術の前日に頂いた、6回目の施術以降の報告はこちら。

2021/05/17(月)

ビル5階の階段登り下りのみ。テーピング・保護テープ無し

足入れをした際、両足の指詰まりはほぼ無し。土曜は2日続けて履いて足が縮んでいた可能性あり?

・右足の踵に緩みあり。

・左足はピッタリな感じはあるが踵のあたりなし。

2021/05/18(火)

近所を1時間ほど。テーピング・保護テープ無し

足入れをした時点で、右足の踵が緩く感じ、グレーシートを敷く。

それでも歩いていると踵が上下する感じあり(脱げはしない)

左足はつま先中指、薬指のあたりあり(ここは割り切りと理解)。45分ほど経つと親指側も当たりはじめました。

1時間ほどでは、踵の靴擦れができなかった。

5月も中盤をこえ、かなり良くなって来てはいます。

最初はテーピングを必ずしてもらっていました。

なしではすぐに皮が剥けてしまい、次回調整の予約が入れられなくなってしまうので。

やっとこの辺りに来て、テーピングなしでも皮剥けぜず、でも脱げる訳でもない、というラインに立つ事が可能に。

後、この日は親指に当たるというパッド位置の微調整を少し行った位でしょうか。

位置調整で親指の違和感も消えていきました。

8回目来店5/30「期限ギリギリでなんとか完成!」

前回の調整から、ある程度のテスト歩行を行って頂き、最終のOKをいただく事ができました。

なので、この日は接着剤で固定のみ。

KIさんの時など、固定の後にトラブルが出た事があったのでかなり慎重に行いました。

固定だけで1時間くらいかかったかも….??

でもその甲斐もあってか、お帰りになった後にこんなメッセージが。

半年間ありがとうございました。

帰り道、雨がポツポツ振り出し…商店街のアーケードまでダッシュでした。パンプスで走れるってすごい!

あ〜〜〜〜〜〜、良かった〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

ホッと胸を撫で下ろした瞬間でした。

その後、Part1のブログを公開したタイミングで、履き心地の続報メッセージくださいました。

どうやら悪くはないご様子!

▶︎2021/8/13のLINEメッセージ

モニター終了後、梅雨だったり夏の暑さだったりでパンプスを履けていなかったのですが、この涼しさなら、とパンプスで出歩いてきました。

久しぶりのパンプスなので、念のため履き替え用の靴も用意していきましたが、3時間ほどの外出ではありますがパンプス着用のまま自宅まで戻ることができました。

強いて挙げるなら、右足と左足のフィット感には差があって、右足の方がゆとりがある感じです。

(踵)念のため、踵ずれ防止の透明テープを貼ってあります。
右:少しゆとりあり。信号待ちの間爪先立ちをすると、踵が少しずつ1/3くらい落ちてくる感じ(脱げはしません)
左:履いた直後はガチガチピッタリな感じ(信号待ちの爪先立ちでも踵が抜ける感じはありません)

(つま先)
右:前滑りがなければどこも痛くないです! つま先が当たり始めるタイミングで中敷きを追加しました。
左:薬指の先が当たる感じ。ここは革はがしギリギリで一度穴が開いて戻した場所なので、仕方のない部分かと。

3時間くらいだったのでゴム板入れようかどうしようか、くらいで帰宅しました。
気分良く帰宅して、後で読むリストに入れてあったこんにゃく足レポートを拝読したら、私のレポートもアップされてました(笑)
すごいタイミングでびっくりです。

そうそう、モニター期間最後に手に入れたオールドフェラガモも、若干薬指が当たるので、秋になったらチケット購入しようと考えています。

その時はまたよろしくお願いします。

とりあえず3時間履けるならば、15時間を目指すのは難しくはないと思います。

現状の状態で15時間いけるかどうかは分かりませんが、1ポテンシャルはありそうかと。

 

また、私が嬉しかったのがメッセージの後半に記載のある「オールドフェラガモ」の件。

コレは、この調整のモニター期間中に新たに入手された靴です。

MNさんは調整の内容にとても興味が高く、施術術中にも質問が沢山ありました。

本来〇〇が××だったらこの調整は必要ないのですが、そうなってないのでこの調整をやってます。

という様な内容の話をよくしていたんですね。

調整しないで済むならそれがベストなので、足にあった条件を満たしてれば満たしているほど良いです。

でもその条件の「確認方法を知らない「知っていても上手くできない」場合に、調整が必要になります。

今回選ばれた靴は見事に条件がクリアされた、私も文句なしの「靴選び」をされていたのです!!

 

このフェラガモは、調整が最小限で済むであろう素晴らしいフィット感でした。

締まるべきところは締まり、当たってはいけない場所はゆとりがある。

元々、 Part1にも書いた通り小指は3重苦の持ち主ですから、全く何もしないで履くのは難しいかも知れませんが、カカトのことなどは書かれていません。

いや〜、この経験が役に立ったのなら本当に嬉しいです。

調整せずに済む靴が入手出来るなら、それに越したことは無いのですから。

 

調整を受けた方がよく仰る感想で、

調整したからこそ、今度はこの調整が要らない靴を探すぞ!って思える様になりました。

っていうのが有るんですが、まさにそれをやって退けてくださいましたね。

まとめ

5/30のギリギリまで通ってくださり、ご自身でも色々試行錯誤をされていたMNさん。

半年間、本当にありがとうございました。

MNさんは、こんにゃく足の度合いとしてはそんなに強い方ではありません。

比較的足の縮みが少ない方だと思われます。

今回苦戦したのは「こんにゃく足」とは関係の無い部分。

元々想定していた、こんにゃく足対策の特殊調整は十分機能を果たしてくれました!

現在、既にこんにゃく足には施術の解禁を行っております。

 

何を履いても痛い、セミオーダーなのに履けない、そんなお悩みお持ちの方。

当サロンはそう言った方が、とても得意なサロンです。

ただし、早い・安い・美味いの牛丼屋さんの様なサービスではありません。

時間と手間がかかって、そこそこお値段もします。

でも根本改善を考え、自分の力で自分の身体を守っていける、そんなスキルを身に付ける事が目的です。

 

単発の調整は無くなりましたので、ご興味のある方は、以下のいずれかでお申し込みください。

あなたとお会いできるのを、お待ちしております。

Written by Kumi Matsumoto

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