値段の高い靴ほど足が痛いって本当?

値段の高い靴ほど痛い。よく聞くけどその理由は?

 

タイトルにもありますが、高い靴ほど殺傷能力が高いという女性は結構お多いです(笑)。

と、言いますのもこんな記事を偶然発見しました。

www.mylohas.net

 

すごく面白かったです、この記事!!

靴マニアの方なら、クローゼットに眠っている履いていない勝負靴の合計金額を考えて、背筋が寒くなるようなお話ですね(T∀T;)

 

そして、この問題もよく質問されます。

 

「安い靴の方が痛くならないので、高い靴を買う気にならないんですが、何が違うんですか?」

 

 

筆者の代表松本は、13年の靴の製造業界の中で、一足980円のスーパーに並んでいる靴から、

一足40,000円のバーニーズニューヨークに並ぶ靴まで手掛けたことがあります。

 

なので、靴の値段についての違いはよぉ〜〜〜〜〜く、知っております!

 

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以前、facebookページにてこんなクイズを出したことがありました。

あなたはどちらが「良い靴」だと思いますか?

 

 

 

 

 

 

答えは・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

「右」のオレンジの靴です。

どこを見て「良い靴」と判断しているのかというと、かかとのTOP部分の締まり具合です。

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左はふんわりと外側に丸くなっていますが、右はえぐれるようにカーブしています。

このカーブが出せるのは「カウンター」というかかとの芯材が高級なものを使い、さらに腕のいい職人にが作るからこそです。

 

このカーブにより、かかとがしっかりホールドされてパカパカせずに歩きやすく、更に美しさの面でも脚とのつながりが綺麗なS字カーブを描くため、とびきり脚が綺麗に見えます!(*´ェ`*)

 

 

この「カウンター」の代表されるように、高い靴の材料は全部とても強度がしっかりしています。

人間の体重、歩くときの荷重を支えるに値する強度です。

 

見える部分の革に始まり、見えない部分の芯材や土台となる部分もです。

・・・・むしろ見えない所に良い材料を使っている靴の方が、本物かもしれません。

 

そして、足の曲面に最大限フィットするように、とても複雑な曲面を作り出すために職人が腕をふるって木型に革をなじませます。

よい素材は、腕のよい職人にしか扱えないのです。

 

さて、この様にしっかりと強度のある素材を使って、腕の良い職人が木型のカーブを100%再現するために極限まで革を叩き、なじませ、作り上げた工芸品とも言える靴は・・・・、

 

そう。

「硬い」のです。

 

 

 

だから、合わない形のものを履くと、高い殺傷能力を発揮します(笑)

 

でも、ぴったり合うものを履いた時の感動は、安い靴には絶対に出せないフィット感があります。

まるで、靴を履いていないかのような、足と一体化してしまったような感覚に陥ることでしょう・・・♡

 

 

 

逆に安い靴は、素材が全て柔らかい・薄い・軽いのです。

なので、多少形の合わな靴を履いてしまっても、皮膚がズルむけるという事は少ないでしょう。

 

じゃあ、安い靴の方がいいのか?というと、そうではありません。

 

安い靴を履いていると、体重を支えるだけの強度がないので、歩いていると足が傾いたりねじれたりします。

若い女の子が、9㎝ヒールの後ろ姿で・・・、

 

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こ〜〜んな風に、外側に足が倒れながら歩いているのを見たことはありませんか?

私はひどい時で、後3㎝くらいで地面にくるぶしが付いてしまう程の方を見たことがあります<(.;゚;:Д:;゚;.)>

 

これ、土台に使っている材料が、体重に耐えきれなくて起こる現象です。

 

1日、6,000~10,000歩も歩く私たち。

10,000回、足がこんな風にねじれていたら、どんな事になるかは想像つきますよね。

 

高い靴、安い靴の違いは、「強度」です。

さて、どっちを選ぶかは、自分次第ですよ♫

 

ちなみにウチの「調整」は一万円以下の靴はお受付しておりません。

なぜなら、強度の問題で「調整」ではカバーできない問題が起こってしますからです。

 

そうは言っても、靴にばかりお金かけられない!という方は、

安い靴はトレンドのデザインがすぐ店頭に出回るので、休日用にするとか、

使い分けをされると良いかと思います!ヾ(*´▽`*)ノ

 

Written by Kumi Matsumoto

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