歩く事は、生きる事。〜この仕事の重要性を再確認〜

Other Shoe trouble 靴選びの教科書

こんにちは。

ヒール選びのパーソナルトレーナーの、松本久美です。

Cinderella Shoes Lab.はぴったりのハイヒールを求める女性のためのフィッティングサロン。

本日も足と靴に関する情報をお届けしていきます!


二度目の緊急事態宣言、ストレス溜まってない?

緊急事態宣言が延長されて、まだまだ自由が制限された期間が続いています。

だいぶ情報が出ていているので、昨年の2020年の4月程の恐怖はありませんが、

逆にダラダラと続くこの感じに、私も別の種類のストレスを感じております…。

 

コレを読んでいる皆様も、生活スタイルが昨年とは変わった方も多いんじゃ無いでしょうか。

最近よく耳にするのが「コロナ太り」。

コレって外出が減っている=歩かなくなっている、と言う事の現れだと思うのです。

やっぱりコレだけ世の中のあらゆる所で「自粛!」と叫ばれると、自然と外に出るのが億劫になっているはずです。

意識的に「歩くぞ!」と思っていないと、

通勤が減り、レジャーが減り、買い物や会食が減り、どんどん歩かなくなるのは当たり前です。

もし、あなたがスマホに歩数計が入ってるなら見てみてください。

(Iphoneの方はデフォルトで入っているアプリ「ヘルスケア」で見れるかも?)

恐らく2020年の4月以降、歩数がガクンと減っている方が多いのでは無いでしょうか。

1日の歩数は高齢者でなければ出来れば1万歩、少なくとも8000歩は確保して欲しい所。

コレ、維持できていますか?

出来ていないと、どんな事が将来あなたの体に起こるのでしょうか?

今回は歩く事の大切さを、書いていきたいと思います。

キッカケは、隣のおばあちゃん。

この記事を書こう!と思ったのには実はキッカケがあります。

先日、出会ったおばあちゃんが、とても気になってしまったのです。

私は毎日、サロンまでの4.5kmの道のりを徒歩で通勤するようにしています。

この日は事務作業日だったので、ウォーキング後、ノートPCを持って近くのファミレスに移動しました。

その時に私が履いていたのが、愛用している5本指スニーカー「ビブラムファイブフィンガーズ」。

この一風変わった目を引くスニーカーに気がついた、ファミレスの隣の席のおばあちゃんが声をかけていらしゃったのです。

「その靴は何?何だかとっても足に良さそうな靴ね。

私ね、足が悪いのよ。

足に良い靴なのであれば、どこで買えるのか教えて欲しいわ。」

ちょっと驚きましたがお話に応じました。

でも、買った店名もすぐには思い出せないし、「上野の大きいスポーツ用品店」位しか言えませんでした。

で、そのおばあちゃんは、

「どうもありがとう。ちょっと探してみるわね。」

と言って会話は終了。

 

でもその後、お婆ちゃんが立ち上がった時に私はちょっとびっくりしました。

立ち上がるだけで30秒以上はかかるのです。

そしてもちろん杖が必須。

スタスタとは歩けず、一歩一歩引きずる様に足を運ぶ様な歩き方。

トイレにたどり着くのに、席から5分位はかかっていた様に思います。

そこで、私は自分の祖母を思い出しました。

私の祖母も晩年は足が悪く、車の乗り降りも出来なくなって外出が困難になりました。

100歳まで生きてくれましたが、痴呆などは全くなく、最後までしっかりした状態で天国にいきました。

ただ、意識がしっかりしているからこそ、自分の「老い」という物に非常リアルに直面し、いつも自分の体の事を嘆いていました。

「どうして、こんな事さえ出来なくなってしまったんだろう」

と。

ウチの祖母は、大正生まれの女性には珍しく教員を定年までやった人でした。

当時、女性が仕事をしている事自体がかなり珍しい時代に、しかも教員という他人にモノを教える立場。

多分、当時の価値観からすると日本の中でも数%しかいない様な「スーパーエリート」だったのでは無いかと思います。

それ故に自尊心も強烈に高い人だったのですが、それが逆に「老い」を受け入れる事を邪魔した様に感じています。

足が悪くなってからは、本当にいつも嘆いている姿しか記憶に残っていません。

(ただ、うちは大阪の庶民の家なので、家族の中では”おばあちゃんのぼやき”は笑いのネタで、暗い家庭だった訳では無いです 笑)

また、足が悪くなってからは、外出を本人も嫌がる様になりました。

勿論、足が動かないから億劫、痛いから嫌と言うのもあったでしょう。

でも、大きかったのは精神面だと思います。

教員と言う職業柄、近所に教え子が沢山住んでいるんですね。

杖をついたり、車椅子に乗っている、こんなに老いた姿を教え子には見られたくはない、と。

歩けないと言う事は、祖母のプライドをズタズタにしたのでしょう。

足の健康は、心身ともに人生の質を大きく左右するものだと感じました。

足の悪い方が、立て続けに…

話をファミレスに戻しますが、隣の席のおばあちゃん。

その歩いている姿をみて自分の祖母と重なってしまい、今の私の職業もあり、いても立っても居られなくなっちゃったのです。

で、トイレから帰ってきたお婆ちゃんに、

しっかりと「ビブラムファイブフィンガーズ」の取扱店の店名と位置をGoogleマップで説明して

このスニーカーの名前・効果・デメリットなどもお話しました。

私は医者じゃ無いので、サロンの名刺をお渡しする事は出来ません。

それもまた、何だかもどかしくて、複雑な気持ちでした。

でも、本当に「足」と言うものの重要性を、胸がギュッとなるくらいに思い知らされた出来事だったのです。

隣のおばあちゃんの話がひと段落し、PC作業していると、今度は逆サイドのおじいちゃんが不思議な行動をしています。

ドリンクバーなのに、ウェイトレスさんを呼んで「コーヒーおかわりください」と。

….ん?ドリンクバーのシステム知らないのかな…??

と思っていたら。

そのおじいちゃんが、お会計の為に立ち上がりました。

なんと!!

先ほどのおばあちゃんと、同じ位の足の状態。

立ち上がるのにめちゃくちゃ時間がかかって、上着を着たり、鞄をもったり、身支度するのに数分を要します。

 

そして、極め付け。

その空いた席に、次に座ったおじいちゃんも、コレまた足が悪く杖を使っていたのです….。

 

足の悪い方が多いのは知っていました。

でも、ココまでの割合なの?!と、愕然としたのです。

もちろん、偶然かもしれませんが…。

 

今回は一階のお店だったのです。

私がよく行く作業用カフェは、よく考えたら2階のお店が多く、勉強してる大学生や、若い社会人が多いです。

でも、今回たまたま入った一階のお店。

こんなにも客層が違っていて、多分その原因は「二階だと足が辛い」が原因なのでは無いでしょうか。

そしていつもの二階の店ではなく、この一階のお店こそが「今の日本の現状」に近いのでは無いかと思ったのです。

足が悪いのは、歳だから仕方ない?

私の祖母の足がどんどん悪くなっていった時、私は中学生〜専門学生でした。

当時は、

おばあちゃんも、もう歳だから仕方ないよなぁ…。

なんて思っていました。

でも今、「靴」や「歩行」に関する仕事をやり始めていて、捉え方は全く違います。

80歳でも90歳でも、シャキンと歩いている方もいる。

その違いは何なのか?

と言う事が、今ははっきり見えるからです。

その違いは、

若い頃からの微妙な違和感を放置したか、しなかったか。

コレだと思います。

前から、このお話はウチのサロンのお客様にも話しています。

特に外反母趾などが強く出ている方には、このまま放置すると将来普通には歩けなくなるかもしれませんよ、と。

でも、よりリアルにそれを今回感じ取ったのです。

目の前のお客様が、コレは祖母の若い頃の姿なんじゃないかと重なって見える様になりました。

ウチの祖母もきっと、30代・40代の頃には足に小さな違和感があったのではないでしょうか。

でも、当時は予防医学の考え方もなく、「痛くなったら手術」と言うロボットの修理の様な考え方が一般的でした。

でも今は違います。

小さな違和感は、方っておくとどんどん大きなトラブルになるって、みんな解ってる筈なんです。

そして、その解決方法もかなり解明されて来ている。

だから、足が悪いのは「歳のせい」ではありません。

正しくメンテナンスを行えば、身体ってしっかり動いてくれるのです。

だから、今この瞬間の「何だかちょっと不快だな」と言う感覚を放置しないで欲しいのです。

歩く事の重要性。

元々私は健康オタクなので、足以外にも、栄養学や、睡眠、自律神経などの事を調べたりしています。

そう言った分野のお話に、かなりの確率で出てくるのは「歩く」と言う事。

なんか、とりあえず歩いてればOKなのか?って思うくらいに、各方面の専門家が「歩け」と言っています。

 

「走れ!」と言われたら、結構厳しいって方が多いと思います。

特に高齢者の方は、怪我しちゃうかもしれないので、やらない方が良い場合もありますよね。

でも「歩く」ってどうですか?

かなりの人数の方が、やろうと思えば出来る事ですよね。

因みに私は、歩くのが大好きです!

雨などでしばらく歩いていないと、気持ちが沈むし、体も固まってきて、心身共に嫌〜な状態になります。

そして久しぶりに晴れて歩くと、スッキリ爽快!

めちゃくちゃ最高の気分になる事が出来るのです。

歩くとどんどん景色が変わって行くのも楽しいし、その日の気温や、風の強さ、植物の成長など

季節の移り変わりが、ダイレクトに味わえるので、毎日歩いてても全く飽きません。

この職業に着く前から、散歩って大好きな趣味の一つだったんです。

 

でも、歩くの嫌いって方も結構いる気がします。

そう言う方って、もしかしたら歩くときに何かしらのストレスがあるからじゃないのかな?と思うのです。

 

本来なら人間は、「歩く」事は好きなはずなのです。

歩くと全身の血液が体を巡ります。

身体が暖まり、むくみが解消して、副交感神経が優位になりリラックスできて、多幸感があり、頭もスッキリしてきます。

普通に考えて、この状態って心地よくて好きな人が多いはずではないでしょうか。

もし、あなたが歩くのが好きになれないのなら、「何となく嫌いなんだよね」と放置せずに、その理由を一度良く考えてみてください。

もしかして、少しの体の違和感が原因になっていないでしょうか?

長く歩くと疲れる、腰が痛い、足裏が痛い、など。

明確に痛みなどがなくても、1万歩程度歩いただけで「疲れる」と言うのは、ちょっと普通ではありません(高齢者は除く)。

私も、いつもウォーキングシューズではありません。

オシャレなお店に行く時は、やっぱり服に合わせて靴を選びます。

そして、ちょっと慣れない靴を履いた時はやっぱり歩くのが嫌になります。

明確に痛みまで行っていなくても、なんか足首が怠い、足裏がちょっと痛い。

そんな状態だと行きたい場所があっても、また今度でいいかってなります。

 

歩くのが好きじゃない人は、もしかしてそれかな?なんて思うのです。

「歩くのが嫌い」って思っているけど、もう少し深掘りしたら「歩くと、身体がしんどいから嫌い」なのでは無いでしょうか。

「歩いてもしんどく無い」なら、好きになれるのでは?

 

で、その違和感って、靴から始まってる事も多いのでは?と思います。

歩くとすぐにスネが疲れる方。

あなたの靴、歩いている時に地面を蹴った時に、かかとが靴から浮き上がっていませんか?

かかとが浮くと、無意識にスネに力が入り過ぎてしまうので、とても疲やすくなってしまいます。

 

足の裏の指の付け根が痛くなる方。

あなたの靴の横幅、ゆるゆるじゃないですか?

足囲が緩すぎると、靴が横アーチを作ってくれないので着地の衝撃を吸収できなくて、足裏が痛くなるのです。

 

「歩く事」って生きる事。

そう言っても過言ではないほどに、人間の体にとって歩く事って大切です。

それが靴一つで嫌いになっているのなら、一度見直してみる価値は十分にあるのでは無いでしょうか。

今だからこそ、歩きませんか?

コロナ禍だからと、引き篭るとあなたの身体はどんどん蝕まれて行くばかり。

身体もロボットと同じ様に、動かさないと錆び付いていくのです。

是非、皆さん今の時期だからこそ歩いて欲しいと思います。

歩くことで免疫だってあげる事が出来ると言われています。

戸外だったら、3密になってしまう事もありません。

むしろ通勤などが少なくなって時間に余裕がある今こそ、運動習慣を身に着けるチャンスでは無いでしょうか。

 

でもどうしても歩くのが好きじゃないと言う方は、無理やり好きになろうと努力してもきっと無理でしょう。

そんな時は、是非一度専門家に足を見てもらう事をお勧めします。

前述に書いた様に、こんなに幸福な事が沢山起こるはずの、

「歩く」事が好きになれないのは、何かしらのトラブルを抱えている確率が高いと思います。

そのトラブルが「合わない靴」が絡んでいる可能性は、結構高いはず。

 

当サロンの「足の計測」はサイズや形は勿論のこと、歩き方や、足の歪みまでトータルで分析させて頂きます。

オンラインもあるので、日本全国どこでも受けられます。

また、『足の測定』の施術時には、歩き方の分析も行っています。

歩き方と言うのは、日常生活で何千回・何万回と行う頻度の高い行動にも関わらず、ほとんの方が習った事がないのです。

でも回数が多いだけに、体の歪みへの影響は絶大。

歩き方に問題があった方には、そのごウォーキングレッスンを当サロンでも(Cinderella Shoes Membersの会員限定コンテンツ)行っていますし、他を探されてもいいと思います。

2月に入って、何だかもう春の様な暖かさの日も出てきています。

引き篭ると気分も体も錆び付くばかり。

是非、気持ちの良い晴れた空の下、歩いて見てください。

そして、キチンと靴選びと歩き方をプロから習いたいと言う方は、是非サロンメニューをご覧くださいね!

Written by Kumi Matsumoto

靴のお悩み相談・施術の詳細はこちら

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    • 西島幸子
    • 2021.02.28

    Makuake でリターンを受けた者です。
    せっかく採寸などを行ってもらったにも関わらず、ハイヒールを履く機会があまりなく購入もしていませんが、自分のサイズを知ることができて良かったと思っています。

    昨年11月に Vibram fivefingers を購入しました。(同じ形のV-TRAIN)
    正直、カッコいい形とは言い難いけど… 私はこの靴にどハマりしてます。
    近所や通勤にも履いて数ヶ月、足の指の間がかなり開いてきました。
    風呂場の濡れた床で滑らないように足が床を掴んでいたり、階段を降りる時、階段の縁を掴んでいたりと
    足指を使うことを意識しなくても以前よりも動くようになったような気がします。

    先のことなんで分からないけど、70歳、80歳になっても杖を使わないで歩きたいから今から足のトレーニングだと思って足の健康を維持していきたいと思っています。

      • sizu77
      • 2021.02.28

      コメントありがとうございます!

      コロナでヒールを履く機会も減ってしまいましたが、
      靴はどこに行くのも必要ですからね…。

      ビブラム、履かれてるんですね!!
      私もお気に入りですし、
      何より足に興味を持ってくださった事が嬉しいです😆

      もちろんヒールのお話も沢山していきますが、
      足や体の話も、今後たくさん書いていこうと思っております。

      また、気軽にコメントくださると嬉しいですー!

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