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こんにちは。
ヒール選びのパーソナルトレーナーの、松本久美です。
Cinderella Shoes Lab.はぴったりのハイヒールを求める女性のためのフィッティングサロン。
本日も足と靴に関する情報をお届けしていきます!
春になり、新しい靴が欲しくなる季節到来!
皆さんは、この春はどんな靴を手に入れたいですか?
私は、手元にある靴の調整を自分で行って履く予定ですが、
ポイントになるカラーパンプスを幾つかぴったりに調整する予定です。
候補は3つ合って、春には必須のホワイトのパンプス。
(↑これは過去、調整済み。どんな調整を行ったのかはこちらの記事で!)
昔買ったままちゃんと履いていなかったパープルのエナメルパンプス。
これまた、昔買った少しダークな赤のエナメルパンプス。
この三つが履ければ、結構着こなしの幅も広がるかなと思っております。
明るい色のボトムが増えるので、カラーパンプスがあるとコーデが華やかになりますからね!
後、そのうち欲しいな〜と思っているのがパイソンが使われたデザインと、
シルバーの靴があればとっても満足します♫
さて、あなたはこの春どんな靴が履けたら、心がウキウキするでしょうか?
「買物同行」で学べる、意外なスキル!
先日、春の靴を沢山見に行って来ましたので、
本日も、シンデレラシューズの会員制度「Cinderella Shoes Members」のレポートをしていきます!
会員イベントの「買物同行女子会」。
このイベントは、どんな事をするのでしょうか?
その名の通り、プロと一緒にお買い物が出来るプランです。
買物同行のスタートは、初めての参加者さんがいる場合は、事前にカフェで待ち合わせ。
靴選びの基礎を、ミニセミナーでじっくり復習します。
でないと、高確率で忘れちゃってる方が多いのです 笑
また、靴選びのノウハウを覚えているかどうかも重要ですが、
もう一つの難関が店員さんとのコミュニケーション。
ここで、躓いてしまう方がコチラの想定よりもかなり多いな、と言うのか最近の印象です。
店員さんは決して敵ではないのですが、こちらが上手く要望を伝えないと、思った通りの商品に出会うことが出来ません。
よく混同しがちなのですが、店員さんはフィッティングのプロではありません。
ただ、確実にコチラよりも多くの情報を持っておられるのが商品ラインナップについてです。
ここを切り分けて考えないと、せっかく買った靴が痛くて履けない、と言うことになったり
逆に店員さんとのコミュニケーションを倦厭する余り、理想の靴に出会うチャンスを逃したりします。
店員さん苦手!な方が多いですが…
店員さんは、シューフィッティングについては素人(の方が多い)です。
当サロンで足の計測を受けた時点で、
あなたの方がフィッティングついての知識は確実に上です。
店員さんはフィッティングと言う分野が、こんなに奥が深いと言う事自体を知らない方も多いです。
自分のご提案が、そのお客様の足にどんな結果を引き起こすのかが解らないのですね。
知っていたら言えないんですが、知らないが故に
「伸ばせば大丈夫ですよ。」
「履いている内に馴染んできますから。」
などと言ってしまう方が多いのです。
別に騙そうとしている訳ではないのです、ただ知らないだけで。
だから、店員さんを親の仇くらいに思っている方もたまに居ますが 笑
悪気はないので許してあげて欲しいです。
全体から見て、フィッティングの事をキチンと学んでいる方の割合は、おそらく5%も居ないでしょう。
だから相手はフィッティングを知らない、と解った上での対応をコチラが行う必要があります。
店員さんのお話される事の中の、どの部分を拾って、どの部分はスルーするのか。
この辺りをマスターしないと、上手くコミュニケーションが行えません。
基本的には履き心地に関するオススメについては、スルーです。
ただ、「もっとこうなった靴はないのですか?」と言うコチラの要望をキチンと伝えれば、
私たちでは見つける事ができないドンピシャな靴を持ってきてくれる事もよくあります。
やっぱり定員さんは、商品のラインナップに詳しいですし、店頭にへ出ていない商品を裏から出してくれる事だってあります。
如何に店員さんと上手くコミュニケーションするか、は靴のお買い物にとってとっても重要なスキルなのです!
これが学べるのは、やはり会員である「Cinderella Shoes Members」だけ。
マンツーマンの買物同行では、お客様は一切店員さんと話しません。
全てのコミュニケーションを施術者が行うので、楽ではありますが、
次回自分で実践できるかと言うと、なかなか難しいものがあるでしょう。
具体的なミュ術もレクチャーします!
私は、もう何度も買物同行を行ってきて、大体のパターンが解っています。
- 〇〇な時に「××をお願いします」って言うと、ブカブカの靴を提案されちゃいます。
- △△の時には「◆◆はありますか?」って聞くと、希望の靴が出てきやすいです。
- 希望と違う物を提案された時の、嫌な感じにならない断り方はこんな風に。
…みたいな感じで、店員さんとのコミュニケーションにもコツがあるのです。
事前のカフェでの復習タイムでは、そういったコミュニケーション術も込みでお話しております。
あとは、参加メンバーさんのカルテを見返しながら、合いやすいブランドなども個々にお伝えして、
約30分ほどの事前打ち合わせが完了したら….いざ、店舗へ!
実際に店舗に着いたら、皆さん各自散らばって自分の好きに時間を使って頂きます。
私は参加者さんにべったり着いてフォローするのではなく、遠巻きに見守っています 笑
でも、困った状況になっている場合は、すかさずサポートに入ります。
私が注目しているのは、参加者さんと店員さんがお話している様子!
お話されているのに気がつくと、すすす…と寄って行って近くで聞いてます 笑
参加者さんには、若干プレッシャーの瞬間….??
中には売場に入る前に、「めっちゃ緊張するんですけど!!」って言っていた方も…。
大丈夫です、私は別に怒ったりはしませんので 汗
ただ、店員さんのご提案をやんわり断る場面は多々あります。
店員さんはフィッティングのプロではありません。
コチラと求める物の基準が違います。
基準が違う人が提案してくる物は、きちんとお断りして、
コチラの希望を正確に伝え、目当ての商品を持ってきてもらわねばなりません。
ただ、他人の提案を断るのって、こちらにかなり明確な意思がない場合、難しいですよね。
初参加の方は、まだ自分の判断に自信がないので緊張してしまうのでしょう。
ただ、この買物同行も大体2回目の参加になると、皆さん余裕が出てくる感じ。
店員さんと上手くコミニュケーションが取れる様になったら、靴のお買い物は全く怖くなくなります。
店員さんは売ろう、売ろう、としてくるから苦手…と言う方も多いのですが、
実は明確な意思表示が出来ていれば、そんな事はありません。
お互い1:1の人間同士ですから。
コチラの態度が曖昧だと、店員さんもどうして欲しいのかが解らないから
取り敢えずテンプレートに沿った接客をされてしまうのです。
まぁ基本、買い物に来ているのですから、買う前提で接客されるのは当たり前ですしね。汗
堂々と、要望を伝えらるようになりましょう。
「デザインは好きだけど、〇〇が合わないので考えます。」
「◆◆が合わないので、似たデザインでもう少し××な靴はありますか?」
きちんと要望を伝える事ができれば、一生懸命あなたの足に合う靴を探して来てくださいますよ。
店員さんは、靴探しの強い味方なのです。
実際にあった、店員さんとのやり取り(1回目)
比較的、普通のサイズに使いIさんと、Mさん。
このお二人が、買物同行にはよく参加されていたので、レポートしていこうと思います。
結構、変化があったと思いますよ。
【20代会社員 Iさん】
2021年1月(実施場所:銀座)での、特筆すべき出来事がありました。
デザインがお好みの店舗だった事もあり、2~3足程度の試着を試着を定員さんにお願いしたIさん。
でも、Iさんにはかなり痛くなりやすい部分があります。
そこが痛くならない靴を探しているのですが、店員さんにそれを伝えると「伸ばせば大丈夫ですよ!」と…(;OдO)
過去、調整会で何度伸ばしてみても、全く解消しなかったのは体験済みのIさん。
私も、ここの痛みだけは後から解消しにくいので、絶対に選ばない事!とお伝えしているのですが、
お店の方は「こちらでお伸ばしできますから。伸ばせは大丈夫です!!」と、どんどん押してきます。
Iさんは黙って、固まってしまっている様子でした・・・・。
今回は初回だったので、私が割って入りました。
こう言う時は、話を変えてしまうのが良いのです。
「もっと、ここが〇〇な靴はありますか?」と言うふうに。
するとその要望にあった幾つか別の靴が出てきましたが、
結局それはIさんの好みのデザインではなく、欲しいと思う商品はないという結果に。
ただ、最後はIさん自身が「足に合うものが見つからなかったので大丈夫です。ありがとうございました。」
としっかり、お断りの意思表示と、接客に対する感謝を言葉にしておられました。
これ、とっても大切ですよね。
【30代会社員 Mさん】
2021年1月(実施場所:銀座)で、Mさんにも結構印象的な出来事がありました。
市販靴の中では、ちょっと細身の靴が多い某ブランドさんのお店。
足囲EのMさんには、そのお店には合う靴は少ない状況でした。
だから、Eのコーナーにお連れして試着を行っていた所、全部かかとが脱げてしまうのです。
そこで店員さんがおっしゃったのが…..、
「お客様の様な足の特徴をお持ちの方は、ストラップのない靴は履けませんので、
今後ストラップのない靴は選ばれない方が良いですよ。」
そしてM様の好みではない、ストラップ付きの靴を幾つかご準備されていました。
店員さんは敵じゃないと思っている私ですが、これは流石にちょっと目が点になりました。
フィッティングを知らないだけなら良いのですが、
間違った情報を、こんなに強く断定されるのはちょっとモヤっとした気持ちになりました(-ω-;)
「今後、選ばない方が良い。」と、長期にわたる靴の選び方を指導してしまっているのも、知識がないのに介入しすぎかな、と。
もし何も知らない方なら、それを信じてしい好みじゃないストラップ付きを履き続ける事だってあるでしょう。
好きな靴が履けないって、その方の人生に大きな影響がある事です。
このご提案は、ちょっと踏み込みすぎている様に思いました。
Mさんもかなり強く断言された店員さんに対して困っていらしたので、ここは私がサポートに入りました。
履いていたのがEだったので、Dの靴を私がお持ちした所、かかとは全く抜けなくなりました 笑
ストラップなしの靴は履けない足だと言われた直後、かかとはしっかり付いてきてストラップが要らなくなりました 苦笑
目の前でその店員さんの提案を思い切り覆してしまったので、私もちょっと気まずかったです 汗
店員さんはどんな反応されるのかと見ていたら、「かかと脱げなくて、よかったですね!」と笑顔だったのでホッとしました 笑
ここで、ムッとされるとお互いキツいですが、
お客様の要望にあった靴が見つかった事を喜んでくださる、優しい方でよかったです。
ただ、このお店も条件をクリアする靴はゼロで終了となりました。
1回目はお二人とも、ちょっと困惑してしまう様な場面が多かった様に思います。
私も思わず、介入せざるを得なかったですね。
実際にあった、店員さんとのやり取り(2回目)
これが3月の2回目になると、少しずつ変化が…!
【20代会社員 Iさん】
2021年3月(実施場所:新宿)では、なかなか慣れた対応だったかと。
3店舗ほど行きましたが、固まってしまう様な事はなく、
伸ばしたら良いと言われても「考えます」と、サラリと受け流す余裕っぷり。
指が当たる靴に対して、「1サイズ上をお持ちしましょう」と言われても、
「それだとカカトが脱げそうなので、大丈夫です」と丁寧にお断りもされていました。
それを見て私は、ちょっと感動….!!
Iさんは、性格的にも少し人見知りで大人しい方だし、まだお若いので百貨店でのお買い物って慣れていないと思うのです。
でも、飲まれず対等に会話できている!!
大人の年齢の人でも、ちゃんと店員さんと会話して買い物できる人って意外と少ないかもしれません。
その落ち着いた対応は、大人の女性のカッコよさが出ていて、とても頼もしく見えました。
【30代会社員 Mさん】
2021年3月(実施場所:新宿)は、2月にも参加したMさんにとっては3回目。
もう、かなり慣れたものでしたね!
ただ、普通サイズのMさんは履ける靴が多すぎて、試着時間が足りないと言う事になりがち。
時間がたっぷりある場合は良いのですが、Mさんは小さいお子様もおらっしゃるし
普段から優雅に何時間もお買い物に費やせる訳ではないと思うのです。
だから断るスキル以上に、店員さんに持ってきてもらうスキルが必要になります。
最初はデザインで選ばれていたMさんでしたが、〇〇がOKだと××がNGと一長一短の靴ばかり…。
悩んでいるMさんに、店員さんは「1サイズ上」や「中敷」や「お伸ばし」をご提案されていましたが、
そのどれも効果がないことはMさんはすでに学習済み。
「そうですね〜・・・」と受け流しておられました。
そこで、私が入っていって
「同じ木型で、〇〇がもっと△△になってるデザインはないですか?」と聞くと、
店員さんは「ありますよ!」と。
Mさんの目には止まっていなかった靴を、店員さんが持ってきてくださった所、それがドンピシャ!
かなり足に合っていたのです!!
デザインもシンプルで、価格も予算内。
おお〜〜〜!という瞬間でした。
その場では次の店舗もあったので一旦保留にしましたが、
結局イベント終わりに戻ってこの靴を購入されたそうです。
このケースでは、コチラの要望の伝え方で店員さんがしてくれるご提案が変わると言う事が解ったと思います。
やはり店員さんの力は、ぴったりの靴選びにおいて重要な役割を担っているなと感じた一件でした。
Mさんも「なるほど!こういう風に聞けば良いんですね〜!」と仰っていたので、次回からきっと実践できる事でしょう♪
毎月、買物同行に参加可能!
買物同行女子会は、毎月2回の実施です。
平日一回、休日一回の開催で、スケジュールが合うなら2回とも参加してもOK。
一般的な店舗から、ちょっと特殊は変わり種の靴屋さん、細幅さん対応の靴屋さんなど、
毎月行くお店が変わります。
行くお店のチョイスも、事前の投票制なのであなたの行きたいお店をリクエストする事も可能です。
今回は買い物における、店員さんとのコミュ術という意外な一面をお話させていただきました。
もちろんこのコミュ術は、ある程度フィッティングの知識があるのが前提条件です。
でも、こんな風にプロが失敗しない様に側でサポートしながら
あたなの靴選びスキルを採点してもらえるチャンス、中々ないのではないでしょうか。
「Cinderella Shoes Members」は本気で、靴に関して独り立ちさせるのが目的でやってます。
だからこそ、コミュ術という意外な、でも靴の購入には直結するスキルまで学ぶ事ができます。
ぜひ、あなたも会員になって、靴選びを完全マスターしていただきたいですね。
Written by Kumi Matsumoto
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