失敗回避!!サンダルを買う時のチェックポイント!

Shoe trouble 靴選びの教科書

こんにちは。シンデレラシューズはぴったりのハイヒールを求める女性のためのフィッティングサロン

本日も足と靴に関する情報をお届けしていきます!


そろそろ、サンダルに素足が可愛くて、フットネイルも気合いが入る季節です。

でも、この季節が恐ろしいという人や、

ストッキングやフットカバーがなくてはサンダルが履けないという方も多くいます。

そう。

サンダルは靴擦れが起こりやすいアイテムなんです。

でもサンダルはできれば素足で履きたいもの。

そんな方に、サンダルを買うときのチェックポイントをお教えします!

目次

見るべきは横姿!!

あなたは、靴の試着をしたときに鏡で自分の姿を確認しますか?

たいていの方はするでしょう。

でも、主に正面からの姿ばかりに気を取られていませんか?

サンダルの場合は、アッパーと呼ばれる靴の革の部分が普通の靴よりも少ないので

足と靴がフィットしているかが横から丸見えになっているものが殆どです。

こんな風に。g

パンプスではこうは行きません。

では、どこの部分に注目したら良いのか詳しく見て行きましょう。

ここのライン、気にしたことはありますか?

今回は、このサンダルで見ていこうと思います。

かなりヒールの高いサンダル。

ヒールは8㎝あります。

この高さでも、合って入れば結構履きやすいですが合ってなければ絶望的な高さですね(笑)

サンダルを試着したら、見て欲しいのはここの↑ピンクのライン。

ここのラインが、足と靴でピタリと一致していればとても履き心地の良いサンダルになります。

ちなみに、このサンダルはというと・・・・?

普通に足を入れた状態だと、この位置です。

つま先の部分、指が飛び出そうになっているのと、土踏まずのあたりに浮きが見られます。

また、カカトがサンダルと足がぴったりになっていますね。

サンダルのカカトは5㎜程度、足の方が飛び出しているのが適正サイズです。

ですので、これはフィットしているとは言えない状態です。

上から見ても、こんな状態。

親指の左端や、中指・薬指などはサンダルから飛び出てしまっています。

これでは、誤って何か物を蹴飛ばしてしまった時などに指を怪我してしまいますし、

靴の設計上、ここに足があるというのは合っていない証拠です。

 

では、適正な位置はどこかというと、このサンダルの場合はここになります。

土踏まずは浮きがなくなり、かかともサンダルよりも少し飛び出しています。

つま先にも余裕が出て、これで物がぶつかっても怪我をしなくてすみそうです。

これでフィットしましたね。

これは実は、足とを全体的に後ろにずらしただけなのです。

でも、一つ問題が・・・・。

足を適正な位置に置こうとすると、こんな風に前の押さえの部分に空洞ができてしまいます。

このサンダル、前敷きを敷いてなんとかできないかと試みましたが、

足首のベルトでかかとの位置を固定してしまっているので、これ以上は調整してもなんともなりませんでした。

これは、もう「足に合っていない」という事です。

こんなサンダルを買ってしまうと、靴擦れもするでしょうしとても疲れます。

また、歩き方もおかしくなって足の変形を促す事になりかねません。

合っていない場合は、諦めて違うサンダルを探してください。

忘れちゃいけない、両面チェック!

チェックのポイントは分かっていただけたかと思いますが、忘れがちなのが

足の内側と外側、両面チェックしなくてはならないという点です。

これ↑は親指が見えているので『内側』

これは↑、小指側が見えているので「外側」です。

小指の付近に空洞が見えますね。

これは足が前にズレている状態なので、後ろにずらしてみましょう。

足の位置は適正な場所にきましたが・・・・・、まだ少し隙間が見えます。

親指側が合っている状態でも、このように小指側が合っているとは限りません。

両方がピタリと合っていると、それこそシンデレラシューズだと思ってください。

奇跡に近いと思われますが(苦笑)

でも、サイズぴったりだったとしても歪みを持っている方は痛くなる可能性は大(理由はこちら)ですのでご注意を。

いくつかのサンダルをチェックしてみました。

シルバーのサンダルは両面ダメダメ・・・、ブラウンのサンダルは内側はいいけど外側が・・・・・。

両面共にぴったりフィット!のサンダルはありませんでした。

両方がぴったりフィットな状態はとても難しいと思います。

せめて、大きい親指側だけでも合ったものを探してみてください。

実際、ヒールはブラウンのサンダルの方が高いですが、楽なのはブラウンです。

あ、もちろん足の適正位置にある状態で、ですよ!

 

皆さまが、ぴったりのサンダルに出会えますように・・・。

 

サンダルの調整もお受けしております↓

Written by Kumi Matsumoto

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