【足の計測レポ】12年ぶりの再会!フィッターへのキッカケをくださった方に会えました!!

Shoe trouble 過去の体験レポート。 靴選びの教科書

こんにちは。

ヒール選びのパーソナルトレーナーの、松本久美です。

Cinderella Shoes Lab.はぴったりのハイヒールを求める女性のためのフィッティングサロン。

本日も足と靴に関する情報をお届けしていきます!


フィッティングの道へ進むキッカケをくれた方。

私は靴の業界でずっと作り手側だったのですが、フィッティングの方にシフトしたキッカケとなった方がいます。

それは、2007年頃だったと思うのですが、当時勤めていた靴メーカーに一本のメールが届きました。

それは、細幅の靴を作ってくれませんか?と言うもの。

今は探せば複数のブランドで細幅の靴がありますが、当時は聞いた事もないと言う状況でした。

 

お会いしたKarenさんは、私とあまり年も変わらず、可愛らしい女性でしたので色々とお話をしました。

それは、初めて「こんなに細い足の人がいるんだ・・・?!」と言う事を知った、

私にとって大きなキッカケになる出来事でした。

その後、Karenさんからは色んなことを聞きました。

  • 夏でもブーツしか履けない事
  • 30代の前半で膝痛など体の痛みがある事
  • フォーマルな服装に合う靴が本当にない事
  • サンダルのつま先から指が飛び出して怪我をする事

じゃあ、ヒールなんて履かなければいいじゃないか、と言う意見もあるかもしれませんが・・・。

時代がまだ追いついていなかった事もありますし、もう一つ理由が。

 

実はKarenさんはプロのシンガー。(今も精力的にLIVEやられています!!)

ステージで歌う時、衣装や見た目も彼女の仕事道具の一つなのです。

合わないヒールを履いて、数時間、歌い続ける・・・。

それがどんなに過酷か。

女性ならきっとお解り頂けると思います。

お客様の視線はやはり中央のシンガーにずっと注がれています。

ちょっと脱いで休む・・・、とか出来ない訳ですよ。

 

当時の私は、世の中にそんな人いるなんて、思っても見なかったのです。

靴のデザイナーだった私はとても驚きながら彼女のお話を聞いた覚えがあります。

 

そこから10年くらい経った時、私の中に芽生えたのが「靴を作る」事ではなく、

「フィットさせる」と言う事だったのです。

12年ぶりの再会で、改めて足を計測させてもらいました。

12年前は私は計測など、方法も知らなかったので木型の職人さんが計測しているのを横で見ていただけでした。

でも、今回はがっつりと私が計測をさせてもらいました!

(最近はこんな台の上に乗って頂いてやっております。)

Karenさんの足の特徴は・・・・

  • 足囲はAAAの超極細
  • カカトが細い
  • ふまず長が長い
  • こんにゃく足
  • 少し開帳足
  • 少し足首・内倒れ
  • 少しすり足気味

こんな感じでした。

とても細幅でご苦労されてきた割には、

浮き指やハンマートウ・外反母趾などの大きなトラブルはなく、足の健康状態は良好!

やはりさすが、12年前から自分の足が細い、靴が合っていない事が体に影響するんだ、

と言うことを認識していらしゃった方ですね。

規制靴で間に合う方でも、選び方を知らない方はもっと大きいトラブルをお持ちの方は一杯います・・・。

改めて、知るって大事だなぁと実感しました。

Karenさんへの対処法はこんな感じ。

実はAAAと言うサイズを見て、少し驚いていらっしゃいました。

体感としてはもっと細いと思っていたと。

5Aくらいの感覚だったそう。

ハイ。多分KarenさんはAAAの靴を履いてもしばらくすると、前滑りしてくるでしょう・・・。

その正体は、こんにゃく足!

こんにゃく足は以前にブログ書いているので詳しくはそちらをご覧くださいね。

こんにゃく足はとても柔らかい為、靴が足を支えようと思ってもどんどん足が縮んでしまい、

いつまで経っても前滑りが収まらない厄介な状態です。

100%解消する方法はないのですが、軽減は可能です。

 

あと、もう一つ靴選びの時に苦労しそうなのが「ふまず長」の長さです。

ここが、かなり長いんですね・・・・。

ふまず長は指が大きく曲がる関節を境に、後ろ半分の長さのこと。

ここが平均値と外れると、トラブルが起こりやすくなります。

どう言う事が起こるのかは、こちらのページをご覧くださいね。

(※Karenさんの場合は、↑このページの中の事例と逆のバージョンです)

もう少し詳しく解説すると、下図のようになるのです。

こちら、どちらも23cmの靴だったと仮定します。

黄色の線が関節の曲がる場所。

足もこのラインで曲がってくれるととってもフィットした靴になります。

でも、左右のこの靴、同じ23cmなのに曲がる場所が違いますよね・・・。

右は70%・左は65%。(例として極端な数字にしています)

Karenさんの場合は右の70%の方が合いやすい、と言う事なんです!

 

でも上手くふまず長が長い靴がみつかればいいのですが、

既成靴は似たような基準で作られているので、平均値から大きく外れると数が極端に減ってしまいます。

特にAAAと言う極細足囲の靴は、存在はしますが品数は多くはありません。

そう言う時は、足長をあげるのも手ではありますが、その場合は足囲は下げなくてはならないのです。

AAAは今、セミオーダーの商品の中でも最も細いサイズなので、足長をあげるのは難しそう・・・。

やはり、長年靴で苦労されてきているので、一筋縄では行かないようです。

(↑合っていないのは解っていても、気に入ってるから捨てられないとお持ちくださった靴。履き口に大きな空洞が・・・!)

 

それでも私がKarenさんに靴を選ぶとすれば、こんな対策をご提案するでしょう。

  1. 足長・足囲はサイズ通りの物
  2. ヒールは5〜7Cm
  3. 3点アーチにインソール
  4. ふまず長の隙間を埋める
  5. 時間差で厚み違いの前敷き

この理由は、以下のような感じです。

  1. 足長・足囲はサイズ通りの物→サイズ変更したくても、今ある靴の中でもっとも細いサイズなので、変更できない
  2. ヒールは5〜7Cm→ふまず長は「曲がる時」にトラブルが出やすい為、最初から曲がっているヒールのある靴
  3. 3点アーチにインソール→開帳足の衝撃暖和と、アーチが引っかけることによって前滑りを防止する為
  4. ふまず長の隙間を埋める→曲がる場所が違うと「浮き」がるので、それをを埋める
  5. 時間差で厚み違いの前敷き→こんにゃく足には、時間差で縮んだ分だけ厚い中敷に入れ替える

これでも、本当にぴったりの物に出会えるかはやってみないとわかりませんが、対処法はゼロではないです。

こんにゃく足は、ちょっと厄介なのですがね(苦)。

重度の外反母趾の方がずっと難しいです。

 

もし、今後調整などのメニューを受けられるようであれば全力を尽くしたいと思います。

 

今回は、足が特殊でも知って対処していれば、健康状態は保つことが出来るんだ!と言う

お手本のような事例だったので私も見ていて嬉しくなりました!

 

ぜひ、皆さんも自分の足のことを知ってくださいね。


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Written by Kumi Matsumoto

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