【足の測定・事例】指は痛いにのに、かかとは脱げる!それは長〜い指のせい?!

こんにちは。シンデレラシューズはぴったりのハイヒールを求める女性のためのフィッティングサロン

本日も足と靴に関する情報をお届けしていきます!

今回のお客様は・・・?

さて、今回はちょっと久しぶりな施術のレポートです。

来てくださったのは、大学生のKさん。

内定が出て、就活はもうそろそろ終了しようかという所、との事。

あれ、じゃあもう辛いパンプス生活は終わったのでは・・・?と思ったのですが。

実は就職先での職種が営業

おお、それはシンデレラシューズに来ておいて正解ですね・・・・!!笑

ウチのお客様でも営業職の方はけっこういらっしゃるのですが、

本当に、本当に、足が頑張りすぎていて、こちらも絶句してしまうくらいの方が多いのが現状です・・・。

営業職のハードに動く方はだいたい10,000~15,000歩くらい歩くそうです。

最近ランニングを初めている私ですが、5キロのランニングでだいたい7,500歩位です。

15,000歩って・・・・・。

10キロのロードレース完走してる位の運動量なんですよ・・・・!!

それをヒールで、です。

なんかの苦行ですか?と聴きたくなってしまう位のハードさです。

そんなアスリート並みの運動を、合わない靴でやり続けると、一体どんなことになってしまうのか?

想像しただけでも寒気がしてしまいます。

Kさんも就活だけでも「何度、脱いで帰ろうかと思った事か・・・」という、ヒールでの超距離歩行。

これから始まる本格的な仕事でのことを考えて、

今の内に自分に合う靴を見つけておかなくては、と思ってご予約を頂いたそうです。

これは、嬉しいかぎりですね!

やっぱり、若い方が足に大きなトラブルを抱える前に知識として知ってもらうのが一番です。

病気でも怪我でもなんでもそうですが、ならないのが一番。

なってからの改善は、大きな労力と時間とお金と精神力を要しますから。

Kさんのお悩みは?まずは簡単なヒアリングから。

女子大生のKさんは、足の自称サイズは24.5㎝。

今回ご予約頂いたのは、「足の測定」という一番基本的なメニュー

パンプスが大好きでよく履いているそうですが、いつも痛くなるので、

自分の足はちょっと幅広甲高なのかな・・・?と思っているとの事。

本当は、オーダーシューズを調べる為にネットサーフィンをしていたら、シンデレラシューズを見つけられたそう。

オーダーシューズは、そこそこ値が張るので、オーダーして履けなかったら泣くに泣けない!と思い、

計測して足の特徴をしっかり把握してからにしようと思ったそうです。

そう、オーダーシューズは特殊サイズの方の救世主ですが、オーダーだから絶対に快適かというとそんな事はない場合もあります。

その辺は、過去の記事にも書いておりますね。

事前のヒアリングの時にお答えいただいたトラブルの起きやすい場所はココ↑。

どうしてこの部分にトラブルが起こりやすのかを洗い出し、

出来るだけならないようにする為の対処法をご提案する。

それが「足の計測」というメニューのゴールです。

測定のスタート前に、全体像をご説明。

このメニューの場合、一番最初はこの測定によってどんな事が分かるのかを詳しくご説明していきます。

聴いたことの無い言葉も多く出てくるので、この言葉がどんな事を意味して、どんなトラブルに繋がるのか、

ぴったりの快適な靴を手に入れるために、どの項目がどんな役割をはたしているのか?

そんな事をお話していきます。

(※ちなみにこの説明の工程は、調整とのセットのプランで申し込まれると省かれますので悪しからず。)

説明中にKさんは「もしかしたら、それって私の事かも・・・汗」と、

ちょっと不安になって苦笑いしながらも、興味深々で聴いてくださいました。

ご説明が終わったら、さてさて、計測をスタートします。

シンデレラシューズの”計測”は、足型、画像、重心の三つ

一番最初は、素足になっていただき足型を取っていきます。

足のいろ〜〜んな所の、幅・高さ・外周などを専門の用具を使って、

立ったり、座ったり、浮かせたり、縛ったり(笑!)、いろんな事をして数値を出していきます。

足は、歩くと縦横無尽に動きますのでただ立ったり座ったりだけの計測だと、

ちょっと不十分なんですよね。

そして、二つ目は足のお写真撮らせていただきます。

これも四方八方、いろんなポーズでバシャバシャ撮ります 笑

え、そんな所?!って感じの所も、撮っちゃいます!笑

ちなみに、小指がぴょこんと上がっているのが解りますか?

これは、指がういてしまっている「浮き指」という状態です。

このままずっと放置すると、色んなトラブルに発展する可能性もありますので、要注意。

浮き指は、何かしらの原因で指が縮んでしまっている状態です。

ただ縮んでいるだけでなく、浮いてしまっているのはかなりよくない状態なので、

靴選びやトレーニングなど、複数のアプローチで早急に対処した方が良いでしょう。

この他にも色々撮りますが、今回は秘密・・・。

足裏や後ろ姿はなんかも撮りますが、この辺りって自分であんまり見えないので、

この後の一緒に見ながらチェックしていく工程では「!」となる方も多いです。

あ、大丈夫ですよ。許可なく公開はしませんので。

(※許可くださったら公開します。許可欲しいです・・・!皆様あんまりくれないけど・・・笑)

そして最後に見るのが、足の重心。

上に乗ると、体重がどこに高く掛かっているかを見れる器具を使って見ていきます。

ちなみにコレは、直立と歩行と2タイプ。

この器具「フットプリント」って言いますが、コレは結構乗るとき緊張されてしまって失敗する事が多いです 笑

ちなみにKさんは、一発OK!

これは直立、両足とも小指移ってないですね・・・↑

こちらが歩行時。右足は、歩いている時も小指使わずに歩いている↑のが解ります。

上の足の画像でも小指は浮いていましたが、やっぱりこっちでも映っていません。

事前のヒアリングでは、横アーチ低下が有りそうな気がしていたんですが

実際はなかったので一安心。

では、なぜ横アーチ低下で出やすい部分に痛みが出ていたのか・・・?

これを突き止めなくてはなりませんね。

これは、後で判明する事になります。

三つの工程が終わったら、数値割り出し&総評

ここまでくると、Kさんにやっていただく事は全部終了。

ここからは、集めたデータを元に何が今までのトラブルを引き起こしていたのか一緒に見ていきます。

一番最初に書いて頂いた、「よく出るトラブル」が、なぜ出ていたのかを考えていきます。

先ほど取った足型に様々なラインを引いていき、電卓片手に沢山ある欄をどんどん埋めていきます。

まずは、一番つまづきやすい「足長」は、”自称サイズ”とぴったり!

ご自身で思っていた足のサイズと、実際に測った数値が一致しました。

よかった!!

ここで1㎝以上の間違いがあると、自宅の靴が全滅するので緊張の一瞬です 笑

でも、よくいらっしゃるんですよ。

シンデレラシューズでの足長間違いの割合は、以前6割でしたが増えて今は7割になってしまいました 苦

最大2㎝間違いが過去2名いらっしゃるくらいですから・・・。

(自称サイズ24.5㎝→実寸22.5㎝)

その次は、足囲。

この↑ポイントを結ぶ外周距離です。

割り出してみると・・・、→意外と普通サイズ。

世の中でバンバン売ってる一般的なサイズです。

じゃあ、足の歪みは・・・?→多少あるけど比較的健康。

こんにゃく足は・・・?→まあ少しあるけど、許容範囲。

あれ、何だろう・・・・?と思っていたのですが、

最後の最後に判明。

私も一瞬、計算間違いかと思って何度か計算し直したんですが、いや、間違ってない・・・・と。

最後の最後の発覚したのは、

足指が、めちゃくちゃ長〜〜〜〜い!

って事でした・・・。

私も結構な数の足を見てきていますが、過去No.1!の指の長さでした。

指が長いって、なんか聞こえがいいでしょ?

実際、足の造形としてはキレイなんですよ。

でもね、靴選びとしては、めっちゃ困ります。

正直、セミオーダーシューズとかに行っても難しいでしょう。

この場合は、フルオーダーでないと合うものが存在しないかもしれません。

指の長さって、そんなに重要なの?

靴選びの時に、指の長さを気にして買うことって多分ほとんど無いと思います。

でも、実はめちゃくちゃ重要なんです。

特に、いつもこんな↓事が起こるって方は一度指の長さを気にしてみるといいかもしれません。

試着した時はすごく快適だと思ったのに、少し歩くと爪先が痛くてかかとが抜ける。

これ、以外と該当する方多いと思うのです。

(でも別の理由も有りますから、これ↑に該当すると全員が指長いってわけじゃ無いですよ)

では指の長い人が、靴の中で何が怒っているのかをお教えしましょう。

まず、最初に「指」の定義を確認しますが、今回の場合でいう「指」は、

指股までの事では有りません。

ぽこんと丸い骨が合って、足が曲がるこの部分。

ここから指の先までを「指」と言います。(ピンクで塗りつぶされた部分)

ここって、歩くときに曲がる場所なのでヒールの靴を履いた時は、こんな↓感じになると理想的です。

ヒールが地面から離れるポイントで、靴の中の足も曲がってかかとまで同じカーブを描く。

靴も足も曲がりますから、同じ場所で曲がる方がフィット感がいいのです。

でも、指が普通より長い人ってこんな感じで、靴の中で足が収まります。

爪先とかかとの位置は同じでも、曲がるポイントが靴とズレてしまうんです。

曲がるポイントが、ヒールの傾斜の上に乗り上げているのが解るでしょうか。

ここに、歩くと体重がかかります。

すると、曲がるポイントが坂を滑り落ちてきて、靴の曲がるポイントまで止まりません。

踏み込むたびに、どうしてもズルズルと足が前にズレてくるんですよね。

じゃあズレないようにこの↑空洞を埋めればいいかと言うと、そんな簡単なものではなく・・・。

このポイントはカーブの起点であり、歩くとグイッと曲がるのです。

曲がった時にはどんなに隙間を埋めてもポイント同士が重なろうとしてしまいます。

この様に↑、足のポイントが靴のポイントまで降りてくるとどうなるか。

グリーンが通常の足の位置

ピンクが指の長いタイプの方が踏み込んだ時の足の位置です。

本来、靴には捨て寸が合るので、トウ先の目一杯まで足が入ってはいけないのですが、

指が長い人はぴったりサイズを履いているにも関わらず、曲がる時に足指が捨て寸に突っ込みます。

捨て寸はとっても狭いので、指はとても痛くなります。

立っているだけの時はフィットしていた筈のかかとも、踏み込むたび、指が折れ曲がるたびに

前に擦れてパカパカ抜けたり、微かに触れてこすられた場合はズル剥けます。

これの厄介な所は、足長・足囲のサイズ合わせでは、このトラブルは解消しないと言う事です。

Kさんも、サイズは合ってる筈なのにどうして・・・?!と思い続けて、

やっと謎が解けた!と言う感じでした。

トラブルが出ていたのは、全て指の長さ。

最初に答えていただいたアンケートの内容を振り返ると、全てこの指の長さで起きています。

a 指先→ ここは前滑りで捨て寸に指が突っ込む事でトラブルが起きますが、指の長さで前滑りが起きていました。

b 親指の付け根の骨 → 少し外反母趾気味なので、指の長さのせいで前滑りすると履き口に食い込む事で起きていました。

g 足裏の指付け根 → 開張足の方が痛くなり易い場所ですが、横アーチも落ちていないしタコもありません。

憶測ですが前滑りの際の摩擦・滑る事での衝撃が、痛みを生み出していた可能性があります。

 

この様に、ずっと苦労されて来たトラブルは全て指の長さが関わっている模様・・・。

Kさんもとても驚きつつも、友達と比べた時に「指、めっちゃ長くない?!」と言われたことがあるそうで、

納得・・・という感じでした。

では、そんなKさんにぴったりの靴は?

これは、大変難しい問題でした。

理論上はご提案できるのですが、そんな靴が本当に存在するのかは私にも分かりません。

その条件とは、足の全長から指の長さを取っ払った「ふまず長」と言うサイズ(下記のブルーの矢印)が重要になってきます。

Kさんは、足の全長である「足長」は24.5㎝なのですが、指が長い=「ふまず長」が短いのです。

「ふまず長」の長さだけで言うと、23.5㎝の足くらいのサイズです。

そして、「指の長さ」は26.5㎝の人くらいあるのです。

この場合、出来ればふまず長で靴を選びたい。

すると、靴のサイズは23.5㎝となります。

でも、足の全長は24.5㎝ある訳で、普通に選ぶと指がつっかえて入らないと言うことが起きます。

ただ、靴のトウ先の長さには様々なバリエーションが有ります。

前にも捨て寸について書きましたが、この様に捨て寸がとっても長いデザインが見つかれば

23.5㎝でぴったりの靴が見つかる可能性は0では有りません。

ですが、今の2018年のトレンドは短めポインテッド。

捨て寸の短い靴が可愛いとされる時代。

多分、物を見つけるのは至難の技だと思います・・・。

可能性があるとすれば、インポートかユーズドの方が可能性は高いでしょう。

海外は足を大きく見せる事がカッコいいとする傾向があるので、捨て寸は長めの物が多いです。

逆に日本は、足は小さい方が女性らしいという価値観があるので、

捨て寸を短くしたり、高さを出して幅狭にして小足に見せるなどの傾向が有ります。

ただ、私が靴業界に入った2000年頃、ちょっと長めのエレガントなタイプのラウンドトウは主流派でした。

このトレンドが続いたのは、(遠い記憶ですが・・・笑)2007~8年頃までだった様な。

その頃の靴なら、まだ可能性があるかもしれません。

Kさんにお伝えした内容としては、

23.5㎝でラウンドトウ・またはスクエアトウの靴に、とにかく足を入れまくってみてください!!

という事です。

日本の靴でダメならインポート、それでもダメならフリマアプリなどを使ったりして2000〜2007年頃の靴を探す・・・。

(ただ、フリマアプリは試着ができないので博打になっちゃいますが・・・)

今回の場合は、そもそも足が入らない靴の方が多いと思うので、

足が入るものがあれば、まずは可能性が有ります。

その上で、靴のチェック方法もお教えしたのでそれをやって頂いてOKなら買ってもOK。

アテンドもご希望されていましたが、ちょっと要相談です・・・。

もしかしたら、本当に今の市場にはKさんの足に合う靴は一足もないかもしれません。

そう、セミオーダーの靴を調べていて、シンデレラシューズにたどり着いたKさんですが、

セミオーダーでもちょっと難しい状態なので、いきなり買ってしまわないで良かったです。

ただ、近い将来弊社で展開予定の新しい事業で、

(内容はまだ秘密ですが・・・・メルマガに登録してくださればリリース情報送りますよ〜。)

もしかしたらお力になれるかもしれない事をお伝えして終了となりました。


私達シンデレラシューズは、全ての人にぴったりの靴を届けるために努力していきます。

Kさん、就職までには新サービスリリースしますので少々お待ちくださいねm(_ _)m

 

 

Written by Kumi Matsumoto

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